表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

78/371

『されど邂逅せし運命㉒』

そして、かの者と邂逅する


それも、また運命なのだろう

「開きましたね?」っと、マリ。


「えっと、これって開いたっていうのかな?」っと、疑問をていするリン。


「とりあえず、進んで大丈夫なんじゃないか?」


っと、シュンの言葉を最後に、ブリッケンさんの工房へと足を踏み入れることにしたのだった。


ーーー


城門を進んで、工房の中に入り、中庭を進んでいると。


「止まれ・・」


っと声が、何処からか聞こえて来た。


ふと、周囲を見渡すと、工房の施設の方から”青白い”狼・・?いや、大きい犬?がこちらに向けて飛び出して来たのだった。


ーーー


「誰の許可を得て、侵入してきた?」


「えっと、待て声が聞こえるが、これは・・」っと、戸惑うシュンが居て。


「これはテレパシーですね」っと、ナビが指摘する。


「む・・お前は・・。いや、待て・・。ん・・?」


っと、ナビを見た”正体不明の狼”が思慮に入ったのか沈黙する。


「えーと、私たちどうしたらよいのかな・・?」っと、リンが。


周囲を包む沈黙に耐えられなくなって、言葉を零すと。


「おい!マザーよ!勝手に飛び出すとはなんだ・・ん・・?んん???」


っと、目の前に”いかにも”な職人です。っと、分かるようなお爺さんがやってきた。


ーーー


「む・・?」っと、そのお爺さんは”一瞬”ナビが気づけたから、自分も気づけたようなものだが。


マリをチラッと見て、”驚いたような”表情したが一瞬のうちに、元の思案顔に戻り、突如現れた”正体不明の狼”に近づく。


「おい、マザーよ。好き勝手にはある程度してはよいといったが、急に飛び出すのは俺の心臓に悪い!」


「すまない、ブリッケン。だが、門が、城門が開かれたのだ。我の力ではなく、人の手によって」


「あ?なに・・?何を言って・・」


そして、ブリッケンといわれた者が周囲の魔力層に対して”何か”をしているのが、感じ取れた。


「おい、マザー・・。お前も遂に冗談でも言えるようになったと思ったら、これは、冗談じゃないじゃないか」


「いや、だから我は言っただろう。”門が開けられた”と」


「”この時”が来たのか」


”いや、まずは確認だ”っと、ブリッケンと言われてる人が言い。


「おい!お前らついてこい!それにしても、お客様なんて、久しぶりじゃないか」っと、ブリッケンと言われてる人が工房に入っていく。


「我は客人ではないのか?」っと、”正体不明の狼”も言いながら中に入っていくが、”お前は別だ、別!言わせんな、わかるだろう!”っと、声が続けて聞こえてくるのだった。


「えーと・・?とりあえず、入ろうか?」っと、リンがおっかなびっくり言い。


それに合わせて、自分たちも工房の中へ足を踏み入れるのだった。

coming soon

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ