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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

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『されど邂逅せし運命⑯』

その恥じらいは、まるで花のようで

(すごく”良い、目覚め”だった)


(「・・・」)


う、うーん。


やはり、ちょっとだけ”むくれて”しまっている、ナビさんが居るのだった。


ーーー


「シエルくーん?入りますよー!」


っと、マリの声が聞こえてきて、部屋に入ってくる。


「どうどう似合う―?」


っと、リンも合わせて入ってきて、そのまま着ている私服を見せてくる。


『うん、とても似合ってると思うよ』


リンの服を見て、そう感想をべる。


リンの余所よそきの服は、ホットパンツの姿の、元気そうな印象だ。


”あ、あの!私は・・!”


合わせて、マリも聞いてきて、おしとやかな印象のあるワンピース姿の、似合っているマリの姿もあった。


『似合ってるよ』


と、シンプルだけれども、しっかりと褒めると、嬉しそうに反応するマリが居た。


ーーー


「シ、シエル―・・?は、入るぞー?」


”そぉ・・・”っと、こちらの様子を”うかがう”ように最後に入って来たシュンが居た。


「シエル・・?お前・・、ナビちゃんに、何しちゃったの・・?」


っと、後ろで、”未だに”むくれているナビを、”おぉ!可愛いねぇ!”っと、かまっているリンたちを横目に、シュンがたずねてくる。


『いや、・・上手くは言えないのだけれども。寝ぼけていて”選択”をミスったと思うんだ』


「え・・?あ、うん。・・?」


っと、要領ようりょうを得ないシュンが居る中。


「ほら!なに、そんなに”むくれてるの”ナビちゃん?」っと、マリ。


「シエルくーん!シエルくんも、ほら!こっちに来て、ナビちゃんの服装の感想を言ってよー!」っと、リン。


(・・・お、おう)


ちょっとだけ、おっかなびっくりで、ナビ、マリ、リンの所に向かう。


(「・・・ジー」)


『うーん・・・』


ナビを見る。


マリと同じくワンピース姿なのだが、その姿は、白銀の髪に、白い肌。


はっきり言って、とっても似合っていて、凄く・・。


(凄く、可愛い・・)


(「・・・!!!」)


『あはは・・・』


気恥じずかしくなって、目をそらすが、マリとリンは”顔をピンク色に染め上げている”ナビの、姿の移り変わりに興味きょうみ津々なのか。


再び、ナビは”やっぱりナビちゃんは可愛いなぁ!”っと、2人に、みくちゃにされてしまっていた。


「ふぅ・・・」


そんな中、後ろからシュンの”安堵あんどのため息”が聞こえて来たのは、印象的だった。


ーーー


その後は。


「そろそろ行こうか!」


っと、時間を確認していた、シュンの言葉を合図で、皆で商業区エリアへ向かうことになったのだった。


ナビさんの方も、先程までの”ツンっ”とした雰囲気から、どこか”テレっ”っとした、雰囲気に変わっていたのも印象的だった。


coming soon

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