表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

67/371

『されど邂逅せし運命⑪』

食べ物の美味しさは時に思考を麻痺まひさせる


それはきっと精霊も変わらないはず

「いやぁ・・本当に学生寮エリアのグルメ施設のご飯は美味しいね~」

ペロリと舌を出しながら、お茶目にしてリンが感想を述べていた。


「なひも、ふんももいます!(ナビも、そう思います!)」


(・・・)

ナビさんや、意外と食べるのにハマったと見るべきか。

本日も目をキラキラと輝かせながら、本日は生クリームたっぷりのパンケーキを食べているのでした。


『・・・ではないや!』


「えっ?なに、どうした、シエル?」

隣に居たシュンがびっくりした顔でこっちを見る。


『あ、いや、すまん。何も気にしないでくれると助かる』


「お、おう・・」

少し疑問を残したような顔のシュンが、また食べ始めるのに戻ると。


「えっと?・・・魔力紋の事、話すんじゃなかったっけ・・?」


「あぁ!確かに!ごめん!美味しくて忘れそうになってた!」

マリの呟きにリンが咄嗟に反応を返していた。


”にゃひも・・ふんももいもいましむ(ナビも・・そう思っていました)”


リンのは分かる。

・・・ナビさんのは・・先程から”美味しい美味しい”しか感情が薄っすらとだけれども、それしか伝わって来てなかったから、グレーな判定の所だ。


(ジー・・・)


(「サッ・・・」)

あっ、目をそらした。

いや、これは黒だったみたいらしい。


(はぁ・・まったく”可愛いかよ”)


「ゴホッ!」


「ん!?ナビちゃん大丈夫?!」


(あっ、やばい・・)

ちょっと、顔真っ赤になって恥ずかし&慌ててるナビがそこに居たのだった。


ーーー


(「ジー・・・」)

ナビさんがずっと見ています。


まぁ、内心どういった心情でよいか混乱しつつ、自分を見てるのが伝わって来ているから良いとしよう。


「・・で、皆大丈夫かな?」

マリが皆を見つつ確認をする。


皆、紅茶だったり、珈琲コーヒーだったりをれて来て、お話するムードになっていた。


「魔力紋だよね!皆、武器というか木剣ぼっけんで持ってるのかな?」


「いや、準備も出来ていないというのが実情だな。そこから用意しないとだな」

リンの言葉にシュンは返しつつ──。


「私もかな」


「私もだねー!」

マリとリンも準備が出来ていないと反応をしていた。


「・・・でも、問題は」

リンの言葉を皮切りに皆がこちらを見る。


”ナビさんは未だにジーっとこちらを見ているが”


「シエルくんのだよね!」

そう、リンが言葉をめて、こちらを未だに見る。


『ん・・?俺の・・?』


「いや、シエルの属性のせいというか・・。シエル・・?ここだけの話、お前って属性ってどうなってるんだ?」

シュンが疑問顔で聞いて来た。


「確かに、今日の訓練の時に見てる限り・・、光も、闇も・・後は身体は細胞活性化させていたの?水属性なのかな?」

マリも続けて疑問と考察を投げ掛けて来た。


『・・えっと、ナビ?俺の属性は”どうなっているんだ?”』


「ふぇ・・?」

ずっとこっちを見ていたナビは頓狂とんきょうな声をあげる。


「えっと・・ナビちゃん?」

リンが言葉を促すと──。


「あ・・はい!えっと・・ですね。えっと・・はい」

ナビはちょっと落ち着きを取り戻してから、俺自身の属性に関しての”予測”を話してくれた。

coming soon

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ