表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

63/371

『されど邂逅せし運命⑦』

そして、物語の一歩が動き始める。

「今年は不定期に開催されていたが”学内対抗戦”をり行う事に決定した」

”ざわざわ”と、教師の言葉を聞いた後、教室内がざわつき始めたのを肌で感じた。


「静かに!今回の開催かいさいだが”ハンネス大将”の推薦すいせんもありもよおされる事になった」


「ハンネス大将には感謝するように!」

ナイスミドルな教師はそう言いつつ、周囲が落ち着くのを待ってから、言葉を続ける。


「今回もルール、エントリー条件等は変わらずで行く、各自確認するように。そして、エントリー期間だが今週末までとする。なので、エントリーする者は速やかに対応するように」


「以上となる!次は訓練施設での案内になる、時間になったら来るように!」

最後に、そう伝えてナイスミドルな教師は教室から出ていった。


「おぃ!どうする?」


「これで功績を上げたら、軍かギルドにも目を付けて貰える!」


「だけど、木剣ぼっけんでも痛いだろうし、魔法はマザーが致命傷は緩和かんわさせると言ってるけれど・・」


「5名1チームだよな!」


「いや、上級生も居るし、今年は・・、バル──、シュン──、白銀の──」


ーーー


(色々と話が各所かくしょり上がってるな・・)


「えっと、シエル・・」


(ん?)

周囲の声に耳をかたむけてた時に、隣に居たシュンが恐る恐る話しかけて来た。


「いや、えっと説明しづらいんだが・・」

シュンが改めて、切り出そうとしたところ。


「おぃ!シュン!まさか、逃げるのか? はっ!やっぱり、腰抜けはいつまでも腰抜けだな!」

バルがこちらへ歩みよりながら話しかけて来た。


「お、俺は・・・!」


「怖いんだろう?なぁ・・!それに一人ぼっちだものな!今はってたかってるみたいだが! はっ!お前はいつも1人なんだよ!」


「そ、そんなことは・・!俺は・・!」


シュンの右手を見ていたら、これでもかと手をにぎめて”震えて”いた。


そして、自分に目線めせんを向けて来たのだった。


ーーー


(選択の時、だな)


『バル、すまないがシュンは1人じゃない。俺もまだ概要がいようは詳しくは分からないがシュンと出るよ』


「私も出るよー!」

「わ、私もです!」

リンに、マリもその後に続いて声をあげた。


「はっ!ルールも何もまだ分からない素人しろうとあつめが!まぁ、シュン。楽しみにしてるよ」


「ふんっ!」

こちらにひとにらみして、バルは立ち去っていったのだった。


ーーー


「シエル・・、マリ、リン、俺は──」

シュンはどこか申し訳なそうに、たたずんでいた。


「なーに!”学内対抗戦”と教師が言ったところで、私はそんな気がしてたよ!」


「私もすでに何かあると思っていたので」

リンとマリがお互いに頷きながら言っていた。


(あれ・・、もしかして、本当に何も分からないのは俺だけ・・?)


(「・・・みたいですね」)


『えっと・・』

ちょっと、困った感じで切り出したら。


「まぁ、シエルくんはわからないよね!」

リンが言葉を重ねて言ってきた。


「えっと、シエルは何も分からずにも俺の事を──?」

シュンがどこか感激したようにこちらを見てくる。


『当たり前だろ! それに、皆でバルとレイを”助けるんだろ?” 対抗戦という言葉からしか想像できないけれども、”接触”するには良い機会だと思うんだ。むしろ、これしかないと思う』


「シ、シエル・・!」

完全に感激しているシュンがそこに居て、どんな反応を返せばよいか悩んでしまっていると。


「私もまだ情報が不足し過ぎていて不確定ですが、シエル様の”選択”なさった判断は良いかと思います」

ナビが続けて同意してくれていた。


「ま!そうなると、まずはシエルくん、ナビちゃんにルールとか条件を説明しないとね!」


「確かに!まだ、訓練施設へ行くまでの時間はありますから確認しましょう」

リンの言葉に続き、マリの発言もあって、まずは学内対抗戦についての情報をまとめるのだった。

学内対抗戦


不定期に開催されて、軍、ギルドの関係者も来る。


そして重鎮も来る時があり、高校からの軍、ギルドの体験する一環のイベントがあり

その際に待遇が良くなる時があり、一大チャンスでもある。


そして、イベントでもあり、出店や催し物をやったりの大きなイベントでもある。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ