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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫高校編※【ギルドと恋とチョコレート戦争】

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コロシアム31

「えぇ……今回は私の主催のコロシアムへと参加頂き皆々様ありがとうございます」

目の前ではギィーが観客と会場に整列している自分達へと開幕の挨拶と宣言を執り行っている。


「皆様のご支援のお陰で晴れて、この賭博エリアにつきましては完全なる復興──いえ、以前より更に革新的になる運びになりました」

ギィーが満面の笑みで会場へと話を続けている。

回りでは拍手をする者や、今回のコロシアムでは裏での賭博も大きく動いているとも聴いている──それらへと期待と待ちきれない思いを抱いてる者やら数多の思いを持っている者が溢れていた。


「そして、この賭博エリアの醍醐味──いえ、目玉とも言えるコロシアムを今日ここに執り行います! 出場者達は強者揃い! そして、私からも推薦する者が出ております!」

ギィーが手振りをした先には黒づくめの男が立っていた。

ギィーの応えるように、その者は礼をとる。


「強いもの! それは財力であり、武力であり、権力でもあり! ここではそれが絶対的な強さにもなり得る! 私も見せつけて行きましょう! そして、このコロシアムでも! ここにコロシアムの始まりを宣言致します!!」

意味深な顔を一瞬作り、そしてギィーは大仰に振る舞いつつ──だが、それさえも様になるように宣言をする。

ギィーの配下だろう者達がそれに合わせてギィーへの声援を送っている。


「さて! コロシアムの開始の宣言が遂にされました! 出場者の方々は──」

ギィーが開幕の宣言をし、舞台の振り袖から消えたタイミングで実況の女性の方の声が聞こえてくる。

どうやら控え室へ戻るための案内や、お客様への案内のようだ。


「シエル、戻るぞ──」

『はい』

イアンさんが肩を寄せて自分に声を掛けてきて、それに応えて自分もイアンさんと同じくして貰った控え室へと戻るのだった。

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