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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫高校編※【ギルドと恋とチョコレート戦争】

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コロシアム24

「シエル! 精霊剣の剣だが……審査通ったみたいだ!」

「シエル──コロシアムの出場メンバーが決まったらしいぞ」

シュンとバルがリンクス本部内の訓練所でナビと模擬戦闘をしていた僕の所へとやってくる。


その後ろにはマリとリン、レイとヘルメス……、そしてイアンさんも着いてきていた。


『あれ? シリウスは……?』

「ん? 僕はシリウスからは本日はお暇貰ってブリッケンさんの所へと行くと聞いたよ?」

自分の質問にヘルメスが応えてくれていた。

そして、脳裏にあの店員の女の子が出てくるのだった。


『な、なるほど……』

「それよりもシエル──こっちを見た方がいい」

ヘルメスの応えに頷き返していた僕にバルが情報を可視化させて皆に見せてくる。


それは今回のコロシアムの情報ページで今回の特例措置で僕の精霊剣の認可と合わせて、出場メンバーが掲載されていた。


****


「──あれ? お兄ちゃんの名前が載ってるような?」

「──!」

リンが出場メンバーを見ながらイアンさんの名前を見つける中、マリは出場メンバーの1人に目が止まっているようだった。


「あぁ……、それはどうしてもと、な」

イアンさんはどこか歯切れを悪くしながら、軍とギルドの推薦から出ざると得なかったと苦い顔をしながら理由を話すのだった。


「マリ──?」

そんな中、レイはマリの異様な緊張感を感じ取ったのか心配そうにマリに声をかけるのだった。


「マリ?」

「えっ? あぁ、ごめんねレイ」

「どうしたの……?」

2度目の問い掛けでレイの声に気付いたのか、驚いたのを隠せないままマリはレイに反応を返して、そんなマリを見てレイは一層心配そうにマリに再度訪ねるのだった。


「えっと……ね。皆、聞いて──」

マリはどこか意味深な顔になりつつ、皆に声を掛けるのだった。

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