『広がる世界④』
お部屋探しは~””で♪
いいえ、ガイウス叔父様が、正解です。
父:トーリ、母:カーラの住まいは、教員用の住居だった為、今はもう、既に部屋は埋まってしまっていて、無いとの事だった。
ヒューズさんは、独り身で住んでいる、との事だったけれども・・
(「・・・・」)
”むぅー”パート②だろうか。
どこか”嫌だよー”オーラが、ナビさんから、感じるのだった。
そうなると、残された手は・・
「それか、最期は、学生寮・・というのも、あるかな。ただ、中学生の頃からの利用は、大変珍しい背景もあるかな」
そう、学生寮だ。
但し、基本的には学院内に、家族と住んでる方が多い、そして、利用するにしても、高校生からが主流であり。
確かに、中学生から利用する者も居るが、大変珍しいとの事だった。
ーーー
(「・・・」)
ナビからの、無言の圧力を感じる。
”はぁ・・うん、分かってる”
それに、自分も、同じ気持ちだ。
そう、僕もナビも、住みたい場所は・・・。
(ヒューズさ・・)
(「なんでですか?!」)
Oh・・早い突っ込み・・。
HAHAHA・・分かっているさ。
『ヒューズさん、僕は、学生寮でお願いしたい、と思っています。それに、僕自身も、早く1人で立てるようになりたい、と思っていますので』
〝分かったよ〝と、ヒューズさんは、笑顔で頷き。
”そうなると叔父さんと相談して最高の寮を!”っと、呟きながら、本日は、これで屋上のテラスから、ヒューズさんと共に、立ち去るのだった。
”学生寮”
それは、学生たちの花園
そこはきっと、出会いが溢れているのだろう
良いも、悪いも、すべての出会いがそこには有るのだろう




