表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫高校編※【ギルドと恋とチョコレート戦争】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

247/371

コロシアム19

「ブリッケン様、どうぞこちらに」

「お、おぅ!」

ナビに呼ばれてブリッケンさんも皆の輪に加わる。

今、僕たちはヘルメスの時のように皆で輪を作るように並んでいた。


「──それでシエル坊? この後はどうすれば良いんだ?」

『えっと──』

ブリッケンさんの声に応えるように僕は皆を見回す、そして皆も自然と自分を見つめていた。


「シエル様? シエル様の望むままで……、ナビは良いと思います」

ナビがその様子を見て助言をしてくれる。


『そうだね、ごめん。これは何ていえば良いんだろう……、願いを形にする? 精霊が力を貸してくれる? といえば良いのかな──』

まだしっかりと自分の中でも確定しきれていない……でも、おおよそ検討がついている予想を皆に話す。


「はっはっは! なに? そうなると願いや想いに応じて精霊がそれを叶えてくれるというのか?」

どこか自分の話を愉しそうに聞いていたブリッケンさんがどこか挑戦的にも、いや……これから起こる出来事に胸を踊らせてしまっているのか気持ちが押さえられないような様子で問い返してくる。


「我も上手くは…いえないが、きっとシエル殿の魔法には無限の可能性が秘められてると思うのだ」

「ほぅ…、シリウスよ、お前がそこまで言うなんてな」

シリウスから返ってきた言葉にブリッケンさんは不敵な笑みを浮かべるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ