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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫高校編※【ギルドと恋とチョコレート戦争】

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『コロシアム⑨』

────

「では私はこれで──セーレ帰るぞ!」

「はい! ボン様!」

「じゃ──僕たちもこれで」

「またな!」

ボンとセーレさん、そしてフィンとシンの2人も話が落ち着いたところで帰りの挨拶を掛けてくる。


「んじゃ──俺たちも寝るか」

「シエル! そうと決まれば今日は早く寝よう!」

『ん? そうだ……ね』

バルとシュンの声に応えながら視線を感じて振り返るとナビとレイの視線があったのだった。

ヘルメスとシリウスの件から──今に至るまでたまには学生寮エリアで寝泊まりすることもあるのだが専ら現在はリンクス本部内の宿泊施設を利用させて貰っているのだった。


『あはは──ナビとレイも良い夢を……だよ?』

「────はい」

「…………」

ナビはギリギリ返事を返してくれているが、レイはどこか膨れっ面に近くなりつつ──自分を一瞥いちべつするのだった。


(いや──まぁ、分かるんだけれどもね)

2人が一緒に居られない事でむくれてるのは理解はしていたのだけれども──実のところ最近は思春期特有の衝動に襲われる事からの解放に伴って安眠出来ている恩恵が大きい事は誰にも言えないのだった。

ナビとレイの2人と寝るのは今の自分には……少々酷なのだった。


    *


「ほら──レイちゃんも行くよー!」

ふと気付いたらリンに呼ばれて、多少イヤイヤながらも一緒に女性用の宿泊施設へと向かうレイ達の姿があった。

ナビはイヤイヤは見せてはいないようだけれども──明らかに少し不機嫌なような……そんな心持こころもちが伝わってくるのだった。


「シエル──?」

「どうした? 早く向かおう」

そんな光景を見て立ち止まっていたのをシュンとバルに心配されてしまったのか──背後から2人の声が聞こえて来たのに合わせて自分も寝るために男性用の宿泊施設へとシュンとバルと一緒に向かうのだった。


そして、その日の睡眠も満足のいく質の睡眠になるのだった──。

coming soon

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