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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫高校編※【ギルドと恋とチョコレート戦争】

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『コロシアム③』

────

セーレさんが室内から出ていって暫くすると──。

パタパタと再度、セーレさんの駆けてくる足音が聞こえて来ては室内の扉が開かれるのだった。


「セーレよ……、そんなに慌てなくとも大丈夫だ」

「は、はい……! ボン様、すみません──」

「俺は急ぐのは好きだぜ? 時は金なりだろ?」

「それは時と場合に寄るんじゃないかな?」

「え、えっと──あの……」

開かれた扉の先にはボンにセーレさん──そしてシンとフィンが居たのだった。


    *


「それで私にどのような用事で?」

「俺もだな──何か重要な案件なんだろう?」

「僕もそう言われて時間を取って来ているけれど……」

「あぁ──その通りだ。来て早々すまない、こっちの資料を見てくれないか?」

そう言いつつ、イアンは先程自分たちの見ていた同様の資料をボン、シン、フィンにも見せる。


「む──」

「ハンネスの地下施設……残っているのか」

「それにギィーに関しての噂はかねがね聞いてはいるよ──悪い意味でね」

3人とも苦い顔をしながら手元の資料を読みえるのだった。


「それでイアン殿、私に──いや、私達にどのような件があって今の状況に?」

「そうだな──俺も呼び出された理由は知りたい所だな。まぁ──粗方察しは付いているが」

「そうだね──僕もシンと同じく何となくな予想は分かるよ」

そして、3人が同じくイアンに呼び出された理由を問うのだった。


    *


「リンクスの組織のメンバー構成については分かっているな?」

「──ほぼ、軍及びギルドより選び抜かれたメンバーだとは言われておりますね」

イアンの言葉にナビが答える。


「そうだ──そして、軍及びギルドのメンバーの場合はギィーの警戒網に掛かりやすくなる」

「だから、だ──今回のギィーの周辺を洗い出すメンバー構成は特殊になる。バックアップに関しては従来通りのメンバーで行う事になる」

そう言いつつ──イアンさんは今しがた来たボン、シン、フィン……そして自分たちへと視線を向けてくるのだった。



coming soon

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