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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫高校編※【ギルドと恋とチョコレート戦争】

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『コロシアム②』

────

『これは──?』

「あぁ──これがシエル達を呼びだす原因になった元でもあるな」

そう言いつつ詳細なデータを皆にイアンは転送をしてくる。


(えっと──これは……)

皆も同じなのか複雑そうな表情で資料を読み進めていた。

内容的にはコロシアムへの参戦依頼──そうリッチ派としてリンクスへの参加依頼……とそれらの裏側でのギィー派周辺の徹底的な洗い出しの計画が事細かに書かれていたのだった。


『イアンさん、その……コロシアムなのですが──』

「いや……シエル、全部言わなくても分かる。だが、これがコロシアムの運営委員会及び、リッチさん個人の含めての依頼でもある」

そう、読み進めていく中で気になった点をイアンさんに伝えようとしたところ──イアンも同様に思っているのか苦い顔をして頷いていたのだった。


    *


「シエル様……コロシアムの参加依頼ですか──」

「それにお兄ちゃんも……」

「あぁ──リッチさん個人もお願いしたい部分はあるだろうが、主には民衆の総意でもあるらしい」

「民衆派と言われてる面からも断りづらい部分はありそうね」

ナビとリンの言葉にイアンは再度渋い顔をしつつ言葉を返す。

そんなやり取りを見つつ──そうなった背景に関してもマリは思案顔で言葉を述べているのだった。


「そうなると──ギィーの周辺の洗い出しに関してはイアンさんとシエル抜きで行う事になるのか……」

「メンバーはどうなるんだ?」

バルの憶測に、シュンも疑問点が浮上したのか声に出ていた。


「あぁ──その事に関してなんだが……」

「セーレさん、すまない彼らを呼んで来てくれないか?」

「ぁ……はい!」

イアンさんの言葉を受けてセーレさんはパタパタと駆けだして室内から出て行くのだった。

coming soon

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