表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫高校編※【ギルドと恋とチョコレート戦争】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

196/371

『賭博エリア⑦』

────

「俺の所より───大きいな……」

「それをいうと──俺の所は……すでに差し押さえられているが全然規模が違うな」

シュンとバルも遅れてやって来て、その規模に驚いていた。


「こちらに来られる皆さま──皆同じように驚いておりますね」

そう言いつつ──使用人への連絡を済ましたセーレさんが後ろから現れる。


「こうやって見ると本当にボンさんってお金持ちなんだねぇ──」

「こら──リン言い方……」

「そうですね──確かにそれも良く言われております」

リンの発言をマリがたしなめるが──あまり気にしないで下さいとセーレさんが苦笑しつつ応えてくれる。


「同じ規模ですと──ギィー様の所も同じ規模だとエリア内を見ると……」

「ナビ──?」

不意に立ち止まって魔力ネットワークを漁ったのかナビが情報を補足する。

レイは一瞬立ち止まったナビに心配そうに声を掛けているのだった。


「そうですね──エリア内ですと真逆に位置する場所にありますね……」

少しだけ含みを持たせつつセーレさんがナビの言葉に返事を返す。


『何かあるのですか?』

「いえ──何かという訳では無いのですが……少々治安が怪しいといいますか……」

歯切れの悪くなったセーレさんがそこに居て、それがセーレさんが伝えたいことを如実にょじつ

表していた。


「──進まないか?」

「そうだね、行こう。時間も有限だからね」

一瞬だけ静かになった空気にバルが空気を読み話題を切り出す。

シュンもそれに継いで言葉を重ねて──その場の空気を変えるのだった。


「そうですね──案内致します……! えっと、こちらになります!」

セーレさんもその流れを汲み取って案内を再開するのだった。


そして、自分達はまずはボンの住居を訪れた最大の目的のヘルメスへと会いに向かうのだった。

coming soon

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ