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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

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『学内対抗戦⑥』

ナビさんは甘いもの好き

「軽食をお持ち致しました。量は好みになりますが、どう致しましょうか?」

控室に戻り、皆でくつろいでいた所で運営スタッフさんが軽食を持って来てくれた。


『ありがとうございます』


スタッフさんの手元のトレーを見たら、サンドイッチにおにぎりと色々と食べやすいけれども、しっかりと量もある軽食があった。


「俺はおにぎりにしようかな」

「私はそうなると、ハンバーガーで!」

「私はサンドイッチにしようかな」

シュン、リン、マリがそれぞれ選んでいる。


「むぅー……」

じっくりとサンドイッチ、それもフルーツサンドを見ているナビが居た。


『ナビ・・?』


「由々しき事態です。全部美味しそうです……」


『半分こにする?』


「よろしいのですか!」

パァっと顔を嬉しそうに輝かせて、ナビがこちらを振り向く。


『えっと、とりあえず。3種類あるので、すべて1個ずつ貰います』

スタッフさんに了承を得ながら、受け取る。


半分に分けて、ナビと食べることにしたのだった。


「──はぁ、やっぱり美味しいです。感激です」

横を見たら、満足気な表情で小さい口で頑張って食べているナビが居たのだった。


その後は、自分たちの番が来るまで、そのまま控室で他のチームの戦闘中継を電光掲示板で見ながら皆で過ごした。


ーーー


「すみません、そろそろ準備をお願い致します」

中継画面にて自分たちの前の番の戦闘が終わったところでスタッフさんが呼びに来てくれた。


(先程の戦闘は面白かったな)


直前の戦闘は上級生のチーム同士の戦いで中々見応えがあった。


お互いに魔法の扱いもなれていたのか、砂を巻き上げて視界を塞ぎ、仕留めに行ったのまではよかったが、相手方は風を周囲に展開していて、絡み取られた順に逆に仕留められていたのだった。


(魔法は規模も大切だけれども、小さくても扱い方が重要だな)


「シエル―?行くぞー?」


『あぁ、今行く!』

シュンの声が聞こえてきて、思考を現実に戻して次の戦いに向かうのだった。

coming soon

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