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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

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『学内対抗戦④』

そして、始まる学内対抗戦


その物語はどこに終着するかは


まだ分からない

「へぇー、中はこうなっているんだね!」


「思っていた以上に広いですね」

リンの感想の後に、マリも引きずられるように驚いた表情をしつつ、言葉を零していた。


「まぁ、そうだよな。規模的にも、ここの場所になるよな」


『そうだね、それに合わせて開会式もやるんだね』

シュンの言葉に自分の感想も返す。


今現在、シュンと共にマリ、リン、ナビを追いかけて、追い付いた後に訓練施設の中央に位置する円形の大きな施設内に居た。


ーーー


「不定期に開催される、学内対抗戦だが、今年はハンネス大将の推薦もあり開催される運びとなった。天候にも恵まれ、良い日となったことを嬉しく思う。今回は多くのエントリーがあった。皆、切磋琢磨してきた力を見せて貰えたら助かる──」

ガイウスさんが来ており、そして開幕の演説をしていた。


普段は、大将のどちらかが来ており、そして演説との事だが。

今回の件もあるのだろう、ドルマンさんの姿もあり、観客は普段以上に沸いているようだと、同じく参列している中から声も聞こえて来た。


そして、同じく学生たちも沸いているのを感じられた。


「ギルドの方も今回は全面的にバックアップしている、出店及び、外部イベントはギルドの管轄なので、何かあれば近くのギルド職員に声を掛けて貰えたら助かる」

ガイウスさんから、演説の場を譲られたドルマンさんからの言葉だった。


「では、マザーよ。頼む」

再び、演説の場にガイウスさんが交代で現れ、マザーへと話を振る。


「──はい。では展開致します」

マザーの一声の後に、この広い円形の訓練施設内を覆うように薄い結界が幾重にも展開された。


「マザーの力にて、極力だが致命傷のダメージは軽減されるようになっている。だが、互いに力量を見て、誠実に決闘を行うように」

結界の展開を確認した後に、ガイウスさんが開催の演説の終わりを告げる。


「「「────!!」」」

周囲の観客席からの、拍手と声にならない声援が訓練施設内に響き渡り、学内対抗戦が始まったのだった。

coming soon

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