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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

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『学内対抗戦③』

物語は進んでいく


そして、開会式へとページは進んでいく

(「シエル様・・気のせいでなければ、私、見られてる気がします」)


うん、気のせいではない。


ナビが上手く進めない理由は手を繋いでみて分かった。


通行人がナビを見ると”一瞬”止まってしまっているのだ。


(可愛いから仕方ないだろう・・)


(「ふぇ・・?」)


あっ・・。


ナビさんが俯いてしまったけれども、耳を見るとピンク色に染まっていたので、そういうことなのだろう。


やってしまったな・・。


とりあえず、周囲に気を配りながら、先程よりも”ギュッ”っと手を握る力が増したような気がするナビを離れないように気を付けながら、なんとかシュンの下まで辿り着くのだった。


ーーー


「シエル様!シエル様!クレープ屋さんですよ!あっちは、ホットケーキ・・!」

普段の冷静さはどこに行ったのか、魔力車にて訓練施設に着いて、開会式に向かう途中の道すがら、ワクワクが止まらないナビが、まだ開店準備中の出店を見ては嬉しそうに話していた。


「ナビちゃん!ほら、あっちにもあるよー!」

そんなナビに並んでリンも出店を見てははしゃいでいた。


「まったく、リンー!ナビちゃんー!夕方以降に回るから、今は開会式に向かうよー!」

そんな2人を見て、ため息1つ吐いて、マリが2人を追いかけて行くのだった。


隣のシュンを気になって見てみたら。


「・・・」

これからの事に緊張しているのか、どこか顔が硬くなっていた。


『シュン──』


「──っ!」

とりあえず、気を緩ませようと肩を叩いてみたら、予想以上に緊張していたみたいだ。


「すまない、シエル」


『大丈夫、気にしないで。ま、気持ちは分かるさ』


「ははは・・」っと、シュンが苦笑するのを見ながら。


『さ、行こう。あの3人に置いてかれちゃうぞ』と言うと。


「それは良くないな、行かないとな!」

気持ちを切り替えられたのか、少し笑顔を見せたシュンと一緒に、3人を追いかけて行くのだった。

coming soon

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