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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

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『結びつく運命㉖』

少しずつ、少しずつ


確かに、その時は近づいていて


そして、それに向けて準備を整えていく

「うわぁ・・、前よりも凄くなってるね」っと、リン。


「確かに、私でも姿が追えない時がありました」っと、マリが続けて感想を言いながら、こちらへと向かってきていた。


「むむむ・・・」っと、少し視線を外せばナビは木剣へと魔力を通す感覚を反復して、身体に覚えこませているようだった。


「いやぁ、本当に凄いな。シエル、どこまで出来るんだ?」


『多分、ある程度望んだ”イメージ”したことは、出来ると思う』っと、シュンに言葉を返すと「それは敵わないはずだ」っと、シュンは頷いていた。


ーーー


「とりあえず、確認するか」っと、シュンが切り出して、改めて、これからの学内対抗戦についての確認をする。


「学内対抗戦の期間は3日間だよね」っと、リン。


「そうですね。そして、朝、昼、夕方にかけて3回の対戦が最初の2日間」っと、マリ。


「そして、最終日は朝に準決勝と、決勝が昼にですね」っと、ナビが言葉を続けた。


『7回勝ち上がって、バルたちに接触しないとね』


「あぁ、トーナメント表を見る限りそうなるな」っとシュンが言い、続けて”だから、それまでに、これから放課後は時間作って鍛えないとな”っと言うと、皆が頷いて応えていた。


ーーー


『マリとリンは、そういえば、どんな戦い方になるの?』っと、ふと気になった事を問いかけると。


「私は風属性のみで、だから・・」っと、言って。


目の前で風で速度を上げたのか、素早く動き”えいっ”っと、最後に風を飛ばしたリンが居た。


「飛んだりは、そのイメージというか、なんだか上手く行かないんだよね」っと、”あはは・・”っと苦笑しているリンが最後に居た。


「私は一応、土属性で通していますので・・」っと、マリが言い。


目の前で土を変形させて、足場を崩したり、又は壁を作ったりとしてくれた。


「こんな感じですね」っと、言い”足止めとかは任せてください”っと最後に補足して教えてくれた。


「ナビちゃん?・・いや、ナビさんはどんな感じなんだ?」っと、シュンがその後に言うと。


「そうですね・・」っとナビが言い、目の前に”綺麗な6色の光の玉”を出現させた。


「シエル様と同様だと思って貰えたら、ただ・・、少しだけシエル様の方が身体がしっかりしているので、耐久面の方だと・・」っと、ちょっとだけ”しょんぼり”とした雰囲気を出しながらナビが自分の出来る事を教えてくれた。


ーーー


「そういえば、出店でみせの方も少しずつ出来て来てるよね!」っと、リン。


「そうだなぁ、ある意味”お祭り”みたいなものだからなぁ・・」っと、どこか遠い目になるシュン。


「夕方以降は少しは楽しんでみたいですね。状況は状況だけれども」っと、マリが言うと。


「シエル様、甘い食べ物のお店とかあるのでしょうか?」っと、少しワクワクしているナビが居たのだった。


『どうなんだろう?もう少し経てば、お店の詳細も出るんじゃないかな?』っと言うと”私、少し気になります”っと、”大変”気になっているナビさんが居たのだった。


(現実化してから、段々とグルメになって来てる気がするな)


(「・・・」)


ーーー


「さて、良い時間だよ!そろそろ、終わりにしようよ!」っとリンが言ったところで、今日のブリッケンさんから木剣を受け取ってからの日は終わりを迎えるのだった。


そこからは、放課後は学院を出る際はワクワクを隠せないナビが、出店でみせの準備されていく様を見て楽しむ姿を見つつ、学園寮エリアの訓練施設で学内対抗戦へ向けて鍛えていくのだった。


そして、あっという間に日にちは過ぎ去り、学内対抗戦への日へと向かっていくのだった。

coming soon

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