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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

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『結びつく運命㉕』

物語は段々と後半戦へ


そして、日常は段々と戦闘色に染まっていく


人は何かを得るためには争わないといけないのだろうか?

「よしっ!シエル!準備出来たぞ!」っと、シュンが目の前で”準備”を整えて言っていた。


辺りを見たら、マリ、リン、ナビもそれぞれ準備を終わらせていた。


『うん、俺もOKだ。そうなると、ボチボチ本番に向けて練習して行こうか!』


最初から皆で決めていたことで、ブリッケンさんから木剣を自分のが用意出来次第、学内対抗戦に向けて練習をしようということで学園寮エリアの訓練施設に集まっていた。


ーーー


「さて、と。シエルとやるのは前回の授業以来だな!」”負けないぞ!”っと、木剣を構えてるシュンが目の前に見える。


(前回、ナビにて教えて貰った”戦闘技術、及び、魔法の扱いに”関しては未だに記憶にはある)


(それを身体に馴染ませないとな・・)


『そうだね、負けないよ!』


「おう!行くぞ!」っと、シュンが開口に発言して攻撃に移行するのが目に見える。


(思考の加速、魔法での筋肉と伝達信号の補助も・・いける!)


「おわっ!?」っと、シュンが驚いてるのが見える。


「シエル?!前よりも”早く”なってないか!?」っと、続けざま言いながらシュンが木剣で切りかかってきたので、それを受けきりながら『身体、鍛えてるからね!その分、魔法の浸透も、効果も跳ね上がってるんだ!』っと言い、逆に切り返す。


「ちっ!前回も凄いと思ったが、シエルはやっぱり凄いな」”なら、これなら!”っと、シュンが”ブレながら”攻撃を仕掛けてくる。


(前回のと一緒か、光属性を用いて屈折とかでブレさせてるのか)


(なら、これを試してみるか)


「なっ!」っと、シュンの攻撃を次々とかわす。


シュンの攻撃の軌道を予測しながら、それをズラすように自分へ風属性を用いて、風を当てる事で、身体をわずかにスライドさせる事で、シュンの攻撃をける。


「っ!風属性か!」っと、シュンが攻撃に、更に剣から光属性の攻撃を飛ばして攻撃するのも重ねて、連続で切りかかってくる。


(風属性、便利だな)


「っ!当たらねぇ!なら、これなら!」っと、シュンは空間を明るくして視界をふさいでくる。


『そう来るか!』


「俺の隠し技だ!」っと、シュンの声がこちらに向かって聞こえてくる。


(落ち着いて、魔力層の流れを見るんだ)


(右・・?)


ふわりと、魔力層の流れが見える。


「なっ!?」っと、シュンの攻撃を光属性のバリアで弾く。


「見えてるのか!?」


『色々と試してる!これなら見える!』


シュンは空間を明るくする前に目を閉じて対処していたが、自分はそのまま見てしまって視界が阻害そがいされてしまったが、視界に対して、闇属性にて明るさを打ち消す事により、視界を確保することに成功していた。


「6属性扱えるって云うのは、こういうことなのか!」


「だが、捉えた!うぉぉぉお!」っと、シュンが未だにバリアへと叩きつけている木剣に力をめる。


「いけぇぇぇぇえ!」っと、”バリン”っとバリアを壊され、目の前に剣が自分を切りかかった。


「なっ!」っと、シュンに切られた自分はかすみのように消えていく。


「残像!?陽炎かげろうか!」


『陽炎だけじゃない、光と水も合わせて、投射して距離感を狂わせたんだ』


そう言って、自分の木剣をシュンの首元に当てた。


「これは、勝てるビジョンが浮かばないわ」っと、シュンが木剣をゆっくりと下ろすのだった。


coming soon

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