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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

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『結びつく運命㉓』

宝玉は信頼の証


誰もを拒まずに受け入れる


これから巡り合う木剣は果たして


シエルとナビに幸せを運ぶのか、不幸を運ぶかは


まだ、分からない

『ナビ?大丈夫?』


「は、はい。へっちゃら・・、です」っと、ナビの言葉を横で聞きながら無事を確認する。


今回は真っ直ぐにブリッケンさんの所へと向かっているのだが、一応、エリアの端のホームまでは魔力車を利用したのだが、そこから反対側のエリアの端にあるブリッケンさんの所まで、現在絶賛ウォーキングしているのだった。


「ほら!見えて来たよ!後、もう少し!」っと、リンが指差す方を見たら、ブリッケンさんの工房が見え始めていたのだった。


ーーー


「うむ、久しぶりだな。元気にしていたか?」っと、宝玉をかざして見たら、門の錠前じょうまえが解除されて、前回とは違い、すんなりと訪問出来て、入って中庭を進んでた所で、シリウスが待っていてくれていたようだ。


「はい。無事に元気にしていましたよ」っと、マリが言いながら、早速、頭を撫でていた。


「・・・」ナビの方に向かっては深く、お辞儀をしているようだった。


「おーい!早く中に入ってこんかー!お茶も用意してるぞ!品質は確かだが!味の保証は出来ないがな!」”ハハハ!”っと、ブリッケンさんの声も、シリウスへと挨拶を兼ねて、モフモフを少し味わっていたら、届いて来たのだった。


ーーー


「うーむ、やはり”不味い”の。品質は確かなのだがなぁ・・」っと、首をひねるブリッケンへ。


「淹れ手の”技量”の問題だと思うぞ、我は」っと、シリウスがツッコミを入れており”なんだと!”っと、ブリッケンさんも反応して、ひと悶着もんちゃく起こりそうになっていた。


「あの、シエルの木剣の為に、俺たちは来たのですが・・」っと、そこへ恐る恐ると言った様子で、シュンが、今回の目的を聞いていた。


「む。確かに、言われなくとも分かっとる!」


「とりあえず、シエル坊よ。そして、ナビさんよ。見てくれ!結構というか、俺も納得の力作だ!」”サンプルも色々と用意してみたぞ!”っと、ブリッケンさんの言葉を聞きながら、ブリッケンさんが運んでくる、数々の木剣を見ていく事にするのだった。


coming soon

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