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終わらない物語~白銀の始まり~(魔力事件……世界は終わりへと進むのか、又は歩み続けられるのか──ここから選択を始める僕の物語)  作者: 御伽ノRe:アル
≪ヒノモト≫中学編※その出会いは偶然?「もしくは必然?」

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『結びつく運命⑲』

ヒノモトを現在の形まで何とかしたのは


何名かの立役者が居た


そして、その何名かは腐れ縁だった


それは切っても切れない素晴らしい縁だろう

「ふむ、そうか。このヒノモトの、いや、世界の結界の機密までもか」っと、ドルマンさんが一通り話を聞いて、一番最初に呟いたのだった。


ブリッケンさんの所で伝え聞いた事、予測、その場で起きた事、話せることは話したのだった。


「それで、ブリッケンには”コレ”を貰ったのかな?」っと、ガイウスさんと、ドルマンさんが同じ”解除の宝玉”を取り出したのが決め手で、改めて、色々と話したのも大きかったのだろう。


ブリッケンさんは、この”宝玉”は信頼のおける者しか渡していないらしく、それが1つの信頼の証とも言っていたのを思い出した。


要は隠し事をしなくても、良いとの事だった。


「えっと、すみません元帥。元帥の手に持っているそれは?・・それに、ブリッケンとは仲が宜しいので?」っと、ムシュタルさんが流石に気になったのか質問をしていた。


「宝玉の事は語れんが、そうだな。ガイウスと私、それに、ブリッケンのやつ、合わせて、私ら3人組は腐れ縁じゃな」っと、ドルマンさんは、どこか可笑しそうに笑いながら言っていた。


「そうだな、私らは腐れ縁で信頼関係も築いているが、その方向性は、てんでバラバラだからな。私は軍の整備に奔走し、ドルマンはそれだけではダメだとギルドに奔走し、ブリッケンは俺はそういう柄じゃない、俺には俺の道が、出来る道があるとあやつの道を走っていったからなぁ・・」っと、どこか懐かしそうで、こちらも嬉しそうにガイウスさんは語っていた。


「だが、そうなると。3点ほど確認しないといけなかろう、マザーの可能性、シエルのこと、そして、今回の大きな事件になるかも知れないことじゃな」っと、改めてドルマンさんが話を切り出したのだった。


ーーー


「マザーが自我を獲得、そして、精霊としての魂、そして名前か」っと、思案顔で呟くドルマンさんが居た。


「これはまだ、口外してはいけないな」っと、ガイウスさん。


「確かに、それに中央に動かれたら、ブリッケンをあやつを守るのが困難になる」っと、ドルマンさん。


「私は、とりあえずはここでの話は何も無かったとして扱います」っと、ムシュタルさん。


「シエル、それにリンたちも、そのように動くように」っと、最後にドルマンさんに言われて頷くことにする。


「まぁ、最悪の場合は動くしかないがな」っと、ガイウスさん。


「えっと、それはどういう意味で・・?」っと、ムシュタルさんが聞くと、「助けるに決まってるじゃろ」っと、ドルマンさんが言い、ガイウスさんも頷いていたのだった。


ーーー


「ふむ、これが【創世そうせいの紋】か」っと、ドルマンさん。


創世の紋で、この紋の名前が確定した瞬間でもあった。


「俺も珍しい3種持ちなのだけれも、全然違うな」っと、軽く魔法を行使して腕に軽く発現している魔法紋をドルマンさんが見せてきてくれた。


「やっぱり、私のとは”濃さ””深さ”・・違いますね」っと、マリも見てきている。


「ありがとう」っと、ドルマンさんが言ったタイミングで、太ももまでまくっていたズボンを下ろす。


一瞬だけ、ワンピース姿のナビが見せても・・?っと、思ったが、チラッとナビを見てみたら、物凄い速度でイヤイヤをしていたので、横目でナビの姿を捉えるだけにした結果だった。


「さて、ではシエルくん、本題になるのだろうね。私たちを頼る事になった、その、これからしようとしていることを教えてくれないかな?」っと、ガイウスさんが先を促してくれて、そして、遂にこの密談の核心の話をする事になるのだった。


coming soon

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