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牢屋男

作者: あいうえお

今日一日牢屋ですごす。周りはコンクリートでできた壁と鉄でできた格子ある。あたりは薄暗く、やや肌寒い。というのもこの服はとても薄い作りをしている。囚人服というやあつだ。上下黒の横縞模様である。食事は多分毎日三色であると思う。一日中薄暗いこの牢獄では朝なのか夜なのか分からないのである。食事を運んでくる看守の顔さえ分からない。電気はないので蝋燭を使っている。他にはベットとトイレが牢屋ないに存在する。私はここにどれくらいの期間いるのだろうか。自分が犯した罪も人の顔さえも忘れてしまった。いつ出れるのだろうか。次の機会看守に聞いてみることにするとしてベットに潜った。毛布に包まり看守がくるのを待った。眠りにつく。その眠りは覚めた。遠く方から、扉が開く鋭い音が聞こえ。看守が来たことを察した。食事の時間だ。コツコツと靴が地面を叩く音が牢獄に響き渡り、こちらへ近づいてくる。足音は止まり、お盆を動作で微かに振動を受けた食器の音何なる。話しかけよう。「看守、聞きたいことがあります。」艦首の返事はないそのまま続けた。「私は後どれくらいここにいれば良いのですか?」看守に何答えてはくれなかった。仕方ないと諦めた。それと同時になにか重りのある金属でできた物体の落ちる音が大きな音を立てた。不意に大きな音がなったことに体が反応した。驚いてしまった。気にもせずベットに横になり、毛布を体に被せた。看守がいっこうに牢屋から離れないことをつく音で判断した私は看守がどういうつもりで立ち止まっているのか分からなかった。扉の開く音が聞こえた。看守は居なくなった。でも看守の足音は聞こえなった。一体どういうことなんだ。確かに扉の開く音は聞こえたでも、閉まる音が聞こえてない。扉を閉め忘れることなど牢屋で起こりうることであろうか。気になってしまった。ベットから起き上がり、様子を確認するため蝋燭に火をつけた。鉄格子の方近づく。蝋燭の明かりでその状況明らかになった。はじめの扉の開く音は確かに看守が入って来た音だ。次に聞こえた看守が帰ったであろうあの扉おと、あの金属は引きずるようなあの音はこの牢屋の開く音であること知った。どういうことだ。鉄格子の扉が開いている。あまりの出来事に身を構え、蝋燭で周囲を警戒した。看守の姿もない。あの足音はなんだったんだ。誰か居ないのか。鉄格子は開いているのに体が外に出ようと動かない。薄暗いせいで余計にこの状況に恐怖を感じていた。しかしその問題は時間が解決した。自然と体が前へ前へ動き出した。視界がだんだん鉄格子に近づいていくのと、なにか床に落ちている物を確認した。あの金属の重い音、あれは鉄格子の錠が落下した音だったちょ理解した。しかし、次に目撃した対象物に大きな疑問を感じた。そこには銀色の光沢で輝く拳銃があったのである。こんなところに堂々と拳銃が置いてある。それは何を意味しているだとなにか意味を見出そうとした。看守の拳銃であろうか。こんなことに拳銃があることどう考えてもおかしい。牢屋から出た人間がこの牢屋ないで手にしていい物ではない。理解ができなかった。視線は拳銃のまま体は前へ前へ進んでいった、気づけば鉄格子を抜けていた。周囲を蝋燭でてたらし見渡した。蝋燭の灯では奥の方まで確認することできなかったが、誰もいないと判断した。体をかがめ銃を拾った。金属でできた銃の重さでこれは本物であると銃を触ったことすら記憶にない私は革新した。


 拳銃と蝋燭を両手に持ち、蝋燭の灯で周囲を見渡す。左右に鉄格子が先へ先へ続いていた。牢屋の中を確認しても人の姿はどこにも無い。どうりで物音一つ聞こえないわけだ。何かしら生物の存在を悔やみながらに感じて生活していたがやはり人ではなかったようだ。少しづ少しづつ、前へ前へ進んで行った。きっとそんなに時間は立っていないが、歩幅と暗闇のせいで余計ながく感じてしまった。蝋燭のあかり徐々に照らし出したのは木でできた古い扉だ。鍵穴のような部分が黒い金属でできているようで、所々サビが目立っていた。扉押して見た。扉は鈍く、時に鋭い音をならして動いた。どうやら鍵はかかっていないようだ。扉の先も灯はないと蝋燭が教えてくれた。蝋燭の光がまずはじめに映し出したものは、コンクリートでできた上へ上へと続く階段だ。蝋燭を少し傾けると階段の先が階段がそうやら螺旋状であると確認した。ここはきっと地下だ。どうりで少しじめっとしていたわけだ。階段を登った。登るにつれさっきまで恐怖心が少しづつ小さくなっていることに気付いた。階段の先を知りたかったかった。地上に出たかった。お日様の光なんていつぶりだろう。歩く速度が早くなる。息が徐々に荒くなっていったことを揺れる炎の照らし出す視界で感じだ。なかなか扉が見えない。不思議とそう思った。扉が待っている思っていた。ある速度がだんだん早くなっていく。額に汗をかきはじめているがそんなんこと気付いているわけがない、早く上に出たくてたまらないのだから。でも、階段は続く。次第に荒々しかった呼吸は元の状態に戻っていく。それと同時に蝋燭の灯が少し小さくなったのを感じた。一体どれくらい登ったと言うのだろう、あとどれくらい登ればいいのであろう。途方にくれた。だが進むことはやめなかった。これは持久戦だ。きっと出てると信じていた。不意に自分が疲れていることを身体の重みで感じた。そこで彼は少し休憩にしようと、これは持久戦だと言い聞かせた。くるりと大勢位を変えて、階段の段にお尻をついた。蝋燭をおいた。右手には銃が握り締められていた。階段を登ることに必死で銃の存在を忘れていた。握り締めた拳を開く汗で濡れていた。高ぶった気持ちを少し落ち着かせたかった。落ち着かせたいから座った。それなのに何気ない動作によってそれは完全に阻止されてしまった。何気なく視線をあげてしまった事によって。何気なく視線をあげてしまった事でそれは視界の端に映り込んでしまった。視線をあげるにつれ心拍数が高ぶっていった。自分を疑った。だが、蝋燭は真実を照らし出していた。扉だ。牢屋の入り口の扉である。古い木でできた。金属の部分が錆びれている。さっき、、見た扉。

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