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☆:出会い

読み辛い所も多々ありますが;;多めに見てやって下さいww


正太と出会えて、正太に恋して本当に良かった。



あたしと正太が初めて会ったのは中学校2年生の終りだった。


あたしが転校生、正太が学級委員。


一番初めは何の意識もしてなかったのに、いつの間にかこんなに大好きになってた。


きっかけなんて無かった。ただ知らないうちに正太の姿を目で追ってた。


正太は野球バカでいっつも本当に馬鹿みたいに一生懸命練習してた。




あたしは陸上部だったから、野球部とは練習場が隣同士だった。


それをいいことにあたしは練習の合間に何度も振り返って野球グラウンドを見てた。


それが原因で先輩に怒られたこともあった。


でも正太はあたしが怒られてるのを見つけると

いつもいたずらっ子のような目であたしを見た。


それがなんだか嬉しくてあたしは笑顔を返してた。


そんな正太も練習中はまるで別人だった。


真剣な顔で空に舞う白球を見つめていた。


正太の日に焼けた黒い肌と光る汗、真っ白な雲に青すぎる空。


それが綺麗に重なってあたしは時間も忘れて見入ってしまった。


まぁ結局先輩に怒られちゃったけど。


それでもその光景はあたしの眼に焼き付いていた。


この頃からあたしは正太の事を好きだったんだと思う。



部活が終わると正太は真っ先に家に帰る。


塾とか弟の世話があるらしい。


そんな所もしっかりしてるなーと思った。


正太の学校での仕事はこうだ。


学級委員・体育委員・英語係・理科係・野球部の2年主将・記録員。


これだけの仕事をやって、なおかつ家事に塾。


正直超人だと思う。


そんな責任感が強くて、みんなに好かれてる正太の事が本当に大好きだった。


これがあたしと正太の出会い。


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