なろうとvtuberとTS
vtuber バーチャルユーチューバ―の略語。架空のキャラクターを使ってユーチューブ等で活動する人々のことを指す。なお、詳しい定義を決めると荒れるので本人がそう名乗ったらvtuber扱いというのが現状である。
現在、数えきれないほどのvtuberがいますが、その中でも代表的なvtuberにねこます氏がいます。
彼はバーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんとしてvtuber四天王に数えられ多くのフォロワーを生み、引退こそしましたが現在でもvtuber界の大御所として陰で界隈を支えています。
彼を見て、最初に私が気になったのはおじさんがVRで女性になるという点でした。
なろうでTSと言えばVRMMOです。
少年 (かわいい)が何らかの理由によって女性になってしまうというものが最も多いです。
ここで着目したいのは物語の主人公であるプレイヤーは女性に”なってしまう”のであって、自分から”なる”わけではないことです。女性になることは疚しいことなのです。
主人公が女性に”なってしまう”理由はもう一つあります。自発的に女性になるとしても、それは主人公のみに限られた特権でなければなりません。何故ならば、他のプレイヤーも女性にTSしているかもしれないからです。この時、ヒロインの処女性は失われるのです。
日々進化するはずのなろうテンプレは、この女(男)×女(男)の恋愛によってブレーキが掛かりました。
おじさん同士が女になってイチャイチャする小説も一応あることにはあったんですけどほぼ0です。
1男の娘がVRMMO
2男性が女性アバターになってしまいVRMMO
3男性が女性になってVRMMO
4一般的に男性が女性になれるVRMMO⇒×
そういう意味で、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんは私に衝撃を与えました。それだけでなく、多くの男性が女性として仮想世界に降り立つようになったのです、おじさんということを隠しもせず!
その結果こうなりました。
5おじさんが女性アバターを使って他のおじさんといちゃいちゃ
現実が小説を凌駕したのです。見ていて印象的だったのは、当初若者のものであったなろうやvtuberの文化をおっさんが自分のものにしはじめたことです。
6おじさんだからいい
私はおじさんじゃないので知りませんが、おじさんにのみ解る事があるらしいです。その結果がおじさんによるおじさんのためのおじさんなろう小説ではないのでしょうか。最近そういったものが増えていると聞きます。であるならば、おじさんはもっとVRMMO小説でTSすべきなのではないでしょうか。