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【連載エッセイ】宇宙人のひとりごと  作者: しいな ここみ


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東京怖い

 仕事で東京の中心部を走って来ました。

 もちろん人の多い渋谷の街中とかではなく、環七環八とかですが。


 板橋区から練馬区に向けて走っている時、怖いものを見ました。


 信号待ちをしていると、歩道を綺麗なお姉さんが前から歩いて来ました。

 もちろん顔はマスクで隠れていましたが、それでも田舎にはいそうにない綺麗なお姉さんでした。

 身につけているものも飾り気はないのにいいものだとわかる。

 若い頃の蒼井優さんに似ている感じでした。


「さすが東京だな〜。綺麗な人がいるなぁ〜」


 そんなことを呟きながら見送っていると──


 お姉さんの後ろから、少しの距離を置いて、オッサンが歩いて来ました。

 鍔付きの帽子をかぶり、マスクを深く付け、汚らしい服装でした。

 帽子とマスクの間からギラギラした目が覗いており、その目はどう見ても、前を行くさっきのお姉さんを凝視しています。

 マスクの中でハァハァと荒く息をしている感じ。

 歩き方が前のめりで、今にもダッシュして、お姉さんにタックルでも仕掛けそうな雰囲気でした。


 お姉さん、逃げてーっ!





 あの後、何事もありませんでしたように……(祈)。


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― 新着の感想 ―
[一言]  私も、野良猫ちゃん見ると、そんな感じかも(笑)  逃げて! 猫ちゃん!!
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