変わり続けるのは良いことなのか、ユーザーにとっては変わらないことのほうが望ましいのか
カップヌードルのお話です(*´ω`*)
この前、日清のチーズカレーヌードルを久しぶりに食べました。
今は『欧風チーズカレーヌードル』ですけどね。
かなり昔ですけど私、初代?チーズカレーヌードルが好きだったんです。ええ、『欧風』のつかないやつです。
スープに溶けない不思議なチーズが具になってて、カレーラーメンというよりはお菓子みたいな印象で、なんというかそのチープさが凄く好きだったんです。
よく覚えています。ある日それが、名前に『欧風』がついただけに留まらず、まったく別のものになったのを。
スープがすっぱくなったと感じました。
チーズが全部スープに溶け込んでしまいました。
私は心の中で叫びました。
『私の大好きだったチーズカレーヌードルを返せ!』
でも世間的にはリニューアルは歓迎されたようですね。
私はどうしても認められませんでした。
こないだ食べたのが10年以上振りでしたけど、
やっぱり認められませんでした!
日清の定番カップ麺は変わり続けるものが多いですよね。
受け入れられるものもあれば、変わらないでほしいものもある。
また、私は受け入れたけど、世間が受け入れなかったものもある。
10年ぐらい前だったか、カップヌードルに入っている、お肉の粉を固めたみたいな具が、四角くてかわいい『コロチャー』に変わりました。
私はあれ、凄いと思ったんですよね。
今までのジャンク肉みたいだったのが、しっかりチャーシューっぽい、食べごたえのあるものに変わった。
今までの歯ごたえのないふにゃふにゃでビショビショだった謎のお肉のかたまりが、ちゃんとチャーシューを感じさせる、それでいてカップヌードルに合うものに変わった、と。
発明だと思い、大歓迎しました。
でも、世間的には大不評だったみたいですね。
今までのあの謎のお肉を復活させろ!という声が大多数だったようです。
それからアレに『謎肉』という名前までついて、むしろアレの人気に火がついたように思いました。
今では謎肉が復活して、コロチャーはコロコロとどこかへ行ってしまいました。
私は心の中で叫びました。
『コロチャー、戻ってこぉぉおい!』
どん兵衛天ぷらそば(西日本)。
私が初めて食べた時は、確か麺が均一な太さのもので、スープが粉末でした。
その後、麺が乱切りになったのを食べた時、私は思わず声を漏らしました。
「美味しくなった!」
「これがどん兵衛天ぷらそばの完成形か!」
しかし、そのすぐ後だったと思いますが、スープが液体に変わりました。
それを食べた時、私は叫びました。
「まずくなった!」
「もうどん兵衛天ぷらそばは買わん!」
はい。好みに合わなかっただけのことです。
私は粉っぽさが最後まで残るあの粉末スープのほうが絶対的に好きでした。
液体スープに変わったら、お上品になってしまって、私の好きだったジャンク臭さがなくなってしまったのです。
日清やきそばUFO。
これは常に変わり続けてるように思います。
今の形になってからは長いような気がしますが──
私は初めて食べたぐらいの頃の、いかにもな乾燥麺とスパイシーソースのやつが一番好きでした。
今のはまだよくなったけど、ちょっと前のは気持ち悪くて食べてて嫌になった。
不自然に本物のやきそばっぽくしようとして、お湯でふやかしただけの本格麺のビショビショ食感が際立ってしまって、食品サンプルでも食べているようでした。
私の持論ですが、カップ麺はあくまでカップ麺であり、お店のラーメンややきそばの代替品ではない!
本物に近づこうとしたところでどうしても本物にはなれないのです!
それよりも『本物のカップ麺』を目指してほしい!
ラーメンややきそばと『カップ麺』は違うものなのだ!
話がずれましたね(*´ω`*)
チキンラーメン
よくは知りませんが、私が初めて食べた時と、まったく変わってないように思います。
たまごポケットがついたぐらいでしょうか。
いかにもジャンクフードな麺、麺に染みたチキン風味のスープ。何も変わりません。
ファンから『変えるな』と脅されてるんじゃないかと思ってしまうほどです。
私の持論を肯定してくれるような、『カップ麺(じゃないけど…)の完成形』であると言えましょう!
でも私は元々チキンラーメン、好きじゃないんです(*´ω`*)
だからこれは変わってくれてもいいです。
ごめんなさい(*´ω`*)




