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【連載エッセイ】宇宙人のひとりごと  作者: しいな ここみ


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『仇』と『敵』

 私は『かたき』に漢字をあてる時、必ず『敵』を選んでふりがなを振ります。


 理由は昔、『仇』のほうをあてて、先生から叱られたことがあるからです。


「『仇』の訓読みは『あだ』だぞ。『かたき』などという読み方はない。確かに漫画などにはよくこの読み方が出てくるが、あれは間違いだ。おまえは漫画の読みすぎだ!」


 でも、今、ネットで調べてみたら──


 ありました。


『仇』

音:キュウ

訓 :あだ・かたき・つれあい


 どうやら常用漢字に『かたき』という読み方は確かにないようですが、誤用も広く使われているうちに正しい読み方となったようです。


 でも私はこれからも、『かたき』には『敵』を使うでしょう。


 理由は先生に叱られたからです。


 どうやら深いところに刺さってるようだ……。




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― 新着の感想 ―
おっとこれは失礼しました、です。 本日広辞苑受け取りました。で見たところ… かたきにはたしかに敵しか漢字が指定されていませんね。この部分を映したものを https://35249.mitemin.ne…
うーん、これはら抜きみたいなのとは違って、元からあった気がする。 広辞苑の初版をフリマで買ってみたので、これに常用外として載っていたら、先生の間違いなのだとおもう。いつか情報追加しますね。 それにし…
 努力が徒(あだ)となったパターンですね。  正に徒労。  なお、私のイメージだと、仇は私怨、敵は義憤な感じです。
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