私の小説の書き方
何通りかあります。
1、アイデアの種を拾ったら、すぐに書きはじめます。
どんな物語になるか、自分でもわかっていません。
未開の地を探検するように、書きながら先を考えます。
無事ラストまで書けたら即投稿、書き切ったけど「失敗したなぁ」と思ったり書き切れなかったら『失敗作品集』送り。
最近書いた短編はたぶん、ほぼすべてこれです。
サラサラ書けるとこの上なく楽しいですが、途中で詰まると非常に苦しくなります。ちなみに現在、苦しんでるところです。
2、物語が一個丸ごと降りてきます。
仏像を彫るように、降りてきた物語を彫り出します。
イメージしていた仏像に近いものが彫り出せる時もあれば、仏像のはずだったのが犬になってしまう時もあります。
彫り進める作業は苦痛ですが、満足のいくものが彫り出せた時の達成感はひとしおです。たとえ犬になっても、いい犬だったら喜びます。
最近、この書き方をしてないです_| ̄|○
過去作でいうと『わたしはそのひとが、好きだった』『あたしはエイリアン』『ラスト・バディー』『雪中幻花』他がこれです。犬になったものでいえば『ユニコーンのたまご』があります。
3、まずはキャラを出します。
そのキャラがきゃっきゃと遊び出したら、周りに他のキャラも集まってきます。
好きに遊ばせます。
なんだかんだでキャラたちが勝手に物語を作ってくれます。
作者は非常に楽ですが、キャラが止まってしまったらエタります。
最近のでいえば『アニーの拳』がこれです。
4、テーマを決めます。
決めたテーマに従って、世界観を設定します。
キャラもテーマに従って動いてもらいます。
途中で窮屈になってテーマをブッ壊すこともありますが、最後までテーマを忠実に守ることもあります。
忠実に守ったのが『もしも地球の支配者がねこだったら』『シルバー・アーリン』『ガフンちゃん』あたり。ブッ壊したのが『ステキナチカラ』ですね。
5、酔っ払った勢いでテキトーに殴り書く。
代表的なものに『こほうぎこなた』がありますが──
最近書いたのでいえば『憎いアイツに★1を』がそれです。ハイボール6杯ぐらい飲んだところで書きました。
最近書いた中でこれが一番ポイント多くもらってる……_| ̄|○
6、実体験を元にする。
エッセイを書くようにサラサラ書けますが──
基本的にはフィクションですので実在の物事とは関係がありません。




