自分の文章の癖を自覚せよ
昔から詩を書いてきました。
書き続けているあいだに、色々と文章の書き方、文字の並べ方などについて考えたり、試行錯誤したりしてきました。
同じ場所に立ち止まるな
とにかくひとつのものを描写するにしても、その周りを移動して、あっちこっちから眺めて描くみたいなことを意識します。
ストーリーを書くにしても、同じ場面で延々と立ち止まっていたら退屈してしまう。だから唐突に場面を変えたり、意味のわからない一文を挟み込んだり、色々やります。
地上の出来事を描いてたのに、いきなり空高くへ飛び上がらせるみたいなこともよくやります。
でも、無意識にやってることも多いんだろうな。
自分では気づいてない、染みついてる癖みたいなもの、あるかもしれない。いや、たぶん、あるんだろう。
そういうのを気づかせてくれるのが、他人の目だと思います。
だからツッコミはありがたい。
それで気づいて直すこともあるだろうし、自分がそのままがいいと思うならそのままにするし。
とりあえず、私が同じ場所に文章を立ち止まらせないのは、テンポを重視するから……かな? なのですが──
あえて同じ場所にずーっと立ち止まるような作品も書いてるつもりです。
ギターでいえば『手癖』みたいなのをなるべく壊したい。
癖をつけるとワンパターンになりそうで……
でも──
だから、私の小説は『ホラーだと思って読み進めてたら違った!』とか言われるのかな?
むしろガッツリ手癖をつけて、いつもホラーを書くようにしたほうがいい?




