B'zのお二人にお会いしました(夢オチ)
仕事でライブ会場への搬入や片付けをすることがあります。
以前、アルフィーのツアーの片付けをした時は、ライブ終了前にステージ裏に入って、そこからアンコール曲を聴くことができました。チラッと覗いたところ客席しか見えませんでしたけど……。
メンバーに会えるのかな? と期待していましたが、私たちとは別の出口から退場して行かれたので、間近でお顔を見ることすらありませんでした。
B'zのライブ会場の後片付けをしました。
パレットに乗った荷物をフォークリフトでトラックの荷台に載せるのですが、これがとってもコマゴマとした荷物で、あまりにも崩れやすい……。
ラップでグルグル巻きにしてもぐらぐら倒れようとします。
荷主のおじさんと二人並んで頭を悩ませていると、B'z関係者の女性がやって来て、積載方法を一緒に考えてくれました。
「これ、バラして平らにしたらいいと思います」
バラすとせっかくパレット積みの荷物が『手積み・手降ろし』になってしまい、私の労力が数十倍になります。
でも荷物を崩すよりはそっちのほうが断然いい。
言いにくいことを言ってくれた女性に心でお礼を言いながら、ぺたぺたとパレットの上から荷物を荷台に広げていると、稲葉さんと松本さんが見に来られました。
「大変そうですねー! 手伝いますよ」と、元気なノリで稲葉さん。
「なるほどー。こんなふうにトラックに積むんだね」と、腕まくりをして手伝う気満々の松本さん。
「あっ。私の仕事ですから」と笑顔で断りましたが、にこにことお二人で手積みを手伝ってくださいました。
綺麗に荷台の上で真っ平らになった荷物を眺めて、三人でニコニコ。
お二人に私が『小説家になろう』に作品を投稿していることを教えると、「僕らもユーザー登録してる」と言い、私をお気に入り登録してくださいました。
私が主催した『好きなものについての気持ちをエッセイに書く』個人企画で、B'zが大好きだと書いてくださった方がいらっしゃることを伝えると、その方のエッセイに感想を書いてくださり、本人だと証明するために私と三人で並んだ写真を撮ってくださいました。
いいひとたちだなぁ……
と思ったところで目が覚めました。




