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【連載エッセイ】宇宙人のひとりごと  作者: しいな ここみ


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近所の皮膚科は軒並み今日から

 大晦日に悪化した『ひょうそ』とやら──


 あれからせっせと薬を塗っていたのですが、ちっとも良くなる気配がありません。


 でもまぁ、私様だから……


 自然治癒能力には自信のある私様だから……そのうち治るでしょう。


 いや、やっぱり病院、行ったほうがいいのかな……。


 ネットで調べると、近所の皮膚科は今日から開いてるところが多いです。


 よし行ってみよう。


 行ってみたら閉まってました。なんじゃそりゃ!


 やっぱり病院は行かずにほっとくかな。


 ……でも、悪化して爪をはがれたひともいるとか聞いたし──


 もうひとつ、初めて行くけどわかりやすいところにある病院に行ってみることにしました。




 場所はとってもわかりやすい。


 でも道路が信じられないほどに狭い。


 こんなところに病院があるのか……?


 ありました!


 隣に薬局まであるよ、こんなところに!


 夏になったらカエルが大合唱してそうな場所に、結構おおきな病院と薬局が二軒だけ、ぽつん。




 中は大賑わいでした。


 今年初めてということに加えて、何やら集団検診みたいなのも行われてて──


 おかげで待ち時間で連載の続き、結構書けました。



 先生に指先を見せるなり、「ひゃー、これはヒドイ」と泣きそうな声で言われました。そんなにヒドかったんや……。


「膿を出して、あとは薬での治療にしようと思いますが、いいですか?」


 いい先生でした。


 ちゃんと私の状態を診てくれて、治療法を説明してくれて、痛い治療になるよと教えてくれて、患者の意思を確認してくれました。


 大抵のところはテキトーに診るフリだけして、「はい、お薬出しときますねー」で終わるのに。

 せいぜい真剣に診てはくれるけど結局「よくわからないのでテキトーにお薬出しときますね」みたいなとこばっかり。


 かなーり久しぶりにヤブじゃなさそうな、いい先生。看護師さんたちもなんだか溌剌としていて、いい病院でした。


 処置もあっという間に終わりました。

 針で穴を開けて、ぎゅうっ! と先生が握ると、黄色い膿が出てきて、先生が「ひゃー、出た出た!」と喜びの声を上げました。




 病院行ってよかった。


 久々に、そう思えました。




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― 新着の感想 ―
〉病院行ってよかった。 良い感じの病院で良かったです。 m( _ _)m はやく治りますように! おちゃけはほどほどにねっ!?(手遅れか)
ああ、治りませんでしたか。でも、お医者さんにかかれてよかったですね。 ちゅるちゅると膿が出てくるのはわかります。自然と穴があいた場合でもそんな感じなので、痛いの我慢してしっかりと絞り出してやったりしま…
よかった、よかった♪  (´∀`。)
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