キャラがブレる時
私はキャラの外見描写をしません。
……なんて言うと「なんて手抜き作者だ!」とか思われてしまいそうなので、言い訳をさせてもらうと──
だって(だってが出た!)他の方の作品を読んでて、丁寧に丁寧に外見描写がしてあっても、読んでるうちに私、忘れますもん。覚えられないですもん!
それに詳しく外見描写はしないけど、ワンポイントだけ描写っぽいことをしたりはします。そのキャラを表す特徴を、ひとつふたつだけ。『ひつじに似てる』とか『たんぽぽみたいに笑うひと』とか──
何より、キャラの顔だけは決めてます。
顔さえ決めて、それをいつでも思い浮かべられるようにしておけば、キャラはブレないものだと思っています。
とはいっても、読者さんにも同じ顔を思い浮かべてほしいとはまったく思いません。読者さんには好きな顔を思い浮かべてほしい。だからこそ私は外見描写をしないのです!←ほんとうは単にめんどくさいからだったりもするのでツッコミ可
ただ単にキャラがブレないように、作者用に、自分の中だけで、顔を決めておくのです。
他には何も決めません。リアルな人間だって、生きているうちに成長し、色々と変わっていくものですから!←ツッコミ可
それでもキャラがブレることはあります。
以前、両腕がないお父さんを登場させたのですが、頭を手でポリポリと掻かせてしまいました。その節はツッコミをありがとうございました。身体的特徴はすぐに忘れるようです。漫画でも身体が描けんし。
久しく止まってた連載を再開したりした時には『このキャラ、一人称どれだったっけ……』ということもよくあります。『俺』だっけ? 『オレ』だっけ? それとも『僕』だったっけ?
でも顔だけは絶対にブレません。
結局何が言いたいのかというと──
……なんだっけ。
早速ブレました!