私がスロカスだった頃
おちゃけを飲んでいます。へぺれけです。
なんだかパチスロが打ちたくなりました。スマホアプリをダウンロードしましたが、無料だと昔自分が打ってた懐かしい台がひとつもなく、やめました。
あぁ……。パチスロ、懐かしいなぁ……。
もう打たんけど。
私がパチスロにハマったのはほんの3年間ぐらい。
4号機の終わりかけの頃でした。
主に打ってたのは『俺の空』『アラジンエボリューション』『夢夢ワールドDX』『巨人の星』あたりでした。
帰り道にふたつパチンコ屋さんがあり、このふたつがとてもわかりやすいお店だったのが、ハマることになったきっかけでした。
ひとつは基本オール設定1の据え置き、もうひとつはすべての設定を使うお店でした。
私は基本的にハイエナでした。
美味しい台が空いてたら打って、美味しいところを過ぎたらすぐヤメるという、短時間勝負でした。
4号機というのはその後の5号機とまったく違って、ハイエナが美味しかったんですよね。
ちなみにハイエナとは、他人が美味しいところでヤメた台に座って、食べ残しをいただくみたいな打ち方です。
ひとつのお店は設定1据え置きなので、前日からの天井狙いが出来ました。
天井というのは、たとえば『巨人の星』なら1280Gに達したら必ずボーナスのストックを放出する作りになってたんてすね。だから前日たとえば500Gで終わってた台が次の日に600Gボーナスゼロで捨ててあったら、あと180G回せば必ずボーナスが放出されるわけです。
4号機パチスロは、多くの台が似通った性質をもっていました。
最高設定の6ならボーナスの初当たりが軽いけど、連チャンはそれほどしない。
最低設定の1なら地獄かよってぐらい、なかなかボーナスは引けないけど、一度引いたら爆連しやすい。
だから六千円ぐらいで180G回して、ビッグボーナス引いて、そこから12連チャンぐらいして六万円ぐらい勝つみたいなことをよくしていました。
もちろんレギュラーボーナス単発だったり、負けることもありましたが、総合的にはプラスになってました。
4号機の頃は収支はプラスでした。
最終的に20万円ぐらいプラスになりましたが、遊び打ちをしなければもっと勝ってた。
ちなみに一番美味しかったのはお座り一発で連チャンモードに入った『アラジンエボリューション』で、2時間弱で20万円勝ちました。時給10万円以上!
5号機時代になってからもしばらくは打ち続けました。
主に『ジャグラーEX』『北斗の拳』『バイオハザード』を打って……
1年で100万円以上の借金が出来ました。
4号機の頃と違ってハイエナが通用しないんです。
出玉もよく『ジジイのションベン』といわれるぐらい5号機はチョロチョロなので、短時間しか打たない私にはとても相性が悪いのでした。
10年前、遂に借金で首が回らなくなり、パチスロから足を洗いました。
それからは懐かしさに一度だけジャグラーを打って四千円負けただけでまったく打っていません。、
パチスロは基本的にお店が勝つようになっています。
甘い儲け話なんてありませんので、手を出さないようにしましょう。
とかいいながら、4号機時代は本当に稼げたんですよ。言っても誰も信じてくれないけど。
打つ理由のない台を打ってしまう『遊び打ち』さえしなければ、毎月30万円ぐらいは稼げてました。
働かずにでも生きて行けてたんです。
はい。
私はスロカス(パチスロカス)でした。




