表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【連載エッセイ】宇宙人のひとりごと  作者: しいな ここみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

224/491

ボケ子ちゃんの社会生活

 大型トラック運転手をしております。



 長距離運行途中の夜、サービスエリアのコンビニに買い物に行こうと思い、ジャンパーを着ました。

 そんなに寒くはなかったのですが、一応寒かった時のために。


 ズボンがジャージなので、お財布をジャンパーのポケットに入れました。

 おトイレを済ませ、コンビニに入り、買いたいものを物色しながら、ジャンパーのポケットに両手を突っ込みました。


 ……あれ?


 お財布が……ない!


 落とした? いや、こんな深いポケットから……まさか。


 お財布、どこ!?


 誰かに拾われて……盗られた? 警察! 警察! いや待てまずは自分でよく探せ。


 お金は二千円しか入ってなかったけど、それ全財産なのに!




 違うジャンパーのポケットに入ってました。

 寒い時用と雨の時用にジャンパーを2着入れてあるのです。トラックの中で雨用のジャンパーのポケットにお財布を入れ、防寒用のほうを着て行ったのでした。


 それに気づくまで探しまくりました。


 ボケだと無駄な時間をよく使ってしまいます。




 もう一度コンビニまで歩くのはめんどくさかったので、寝ました。


 恥ずかしい。


 誰にも見られなくてよかった。





 こんなボケ子でもなんとか社会生活が送れております。


 あなたはまだまともだよ。自信をもって!




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 なくすより、あるのに大騒ぎして馬鹿をみたほうがましですものね。
[一言] ヾ(´∀`*)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ