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【連載エッセイ】宇宙人のひとりごと  作者: しいな ここみ


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労働意欲はあるんだからねっ!

 今日が初仕事でした。


 年末年始はなんと12連休。


 お給料が心配です……。





 去年、仕事収めの時に、社長から電話で言われました。


『仕事初めは5日からね』


 6日の土曜日の午後から病院の予約をしてしまっていました。

 土曜日は休みのことが多いので、しかも年始めだからたぶん休みだろうとたかをくくってしまっていた自分が悪かったのです。だめと言われたら病院はキャンセルするつもりで、聞きました。


「6日に病院予約してるんですが、大丈夫ですかね?」


『ええっ!? ……それは部長と相談してみて?』




 部長の仕事をその後ちょうど手伝うことになったので、相談すると……


「仕事は9日からだぞ」

「社長からは5日からって聞きましたけど」


「ないない! 5日にはまだどこも閉まっとるから、仕事はない! 安心して病院いってこい」

「ありがとうございます」


 はっきりしたのでスッキリして、6日の午後から病院に行ってきました。





 さて、仕事初めのこと──


 昨日の夕方に社長から電話がかかってきました。


『明日は姫路で積んで。福山行き』

「はい」


『そうしたら午後から病院行けるでしょ? それまでには帰れるようにしといたから』

「えっ? 病院は6日ですよ? もう終わってます」


『ええっ!? それは……しまったなあ……』

「午後もいけますよ。何かあればやります」


『……ま、いいわ。もう決めてしまったけん、それで行って』

「はあ……」




 聞いてなかったけど、当日降ろしではなく、翌日着の荷物でした。

 今日はそのあと少しだけ会社の用事をして、14時には仕事が終わってしまいました。


 車庫を見ると、他の人のトラックはほとんどみんなありません。

 みんな仕事をしてるのに、私だけ、こんなに早く帰れるって……。


 なんだか『いらない子』みたいな気分になってしまいました。







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― 新着の感想 ―
[一言]  要らなくないよ。  ウィー ニージュー♡
[一言] せやから転し(ry
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