なかなか出会えない、あるいはもう一生出会えない食べものたち
鰯田鰹節さまのエッセイ『求めている、しかし出会えない食べ物たち…https://ncode.syosetu.com/n1333io/』を読んで、私にもそういうあるな〜と思い、書いてみることにしました。
食べたいな、あれ食べたいな……
こんなの食べたいなと思いながらも、なかなか出会えない食べものたち。
1、喜多方ラーメン
一度だけ食べたことがあります。確か福島県の、たぶん東北道にあるサービスエリアでした。
その前から『喜多方ラーメンって、食べたことがない』『写真で見たら麺が太くて平たくて美味しそう』と思っていました。私、太麺派です。お店によっては『まじかよ!』ってぐらい、きしめんみたいに幅があって、夢に見るほど憧れました。
私が住んでいるところには喜多方ラーメンのお店がありません。
何年か前、検索したら一軒だけ『喜多方ラーメン風』を掲げたお店があったので行ってみたのですが、出てきたものはどう見ても『出前一丁』でした。ちなみにそのお店、今はとっくにありません。
一度だけ食べたサービスエリアの喜多方ラーメン、とっても美味しかったのです。
あっさり味ながら平打ち麺との相性がよく、関西ではまずラーメンに入ってない『なると』がいい味出してて、これぞ理想の醤油ラーメンだと思いました。
また食べたい……。
別のお店のも食べてみたい……。
っていうかなんで地元には喜多方ラーメンのお店がないのか。
日本三大ラーメンじゃないのか。
九州ラーメンや札幌ラーメンのお店はいくらでもあるのに、喜多方ラーメンだけないのです。
なぜだ……。
2、ローメン
長野県のソウルフード?
太麺を使った汁なし麺だそうです。
元々は中国語読みの『rou mian(肉麺)』のことだそうで、お店によって色んなローメンがあるらしいです。
これ、中央道駒ケ岳サービスエリアのフードコートにあるので、食べようと思ったらいつでも食べられるんですけどね……私、中央道を通ることが多いんで。
でも、いつも『今日はローメン、食べてみよう!』と思いながらも、コンビニで済ませてます。
だって、見た目がただの『太麺を使ったやきそば』!
食べてみたら『あっ、なるほど』と違いに気づくのかもしれませんが……
やきそばなら自分で、100円ぐらいで作れます。800円もするそれにはどうも手が出ない。
いつか食べる日は来るのだろうか……(*´ω`*)
3、ひいばあちゃんの出前一丁
前にエッセイで紹介したこともあるのですが、ひいばあちゃんの作ってくれる出前一丁は特別なものでした。
麺がめちゃめちゃ柔らかく、友達に『これ、伸びてるよ』と言わせるほどにとろけてるのですが、自分で『伸びた出前一丁』を作ってみても同じものにならないのです。
とにかく優しい味でした(*´ω`*)
もう、二度と食べられないと思うと、どうしても再現してみたくなるのですが……、自分では作れない。
食べたいなぁ……(*´ω`*)
麺類ばっかりですみませんでした。




