辛いものが好きな人はなぜそれを自慢するのか?
私は辛いものが大好きです。
カレーは辛口以上じゃないと食べません。
ペヤングの獄激辛やきそばは完食できました、25分かかったけど。
その2倍の辛さの獄激辛finalも完食しました。50分近くかかった上、内臓やられたけど。
辛いものが食べられるということを、どうにも自慢したがります。
辛いものが食べられるからって偉いわけじゃない。
むしろバカ舌自慢という気がします。あるいは痛覚が鈍いことの自慢。
『俺、20メートルぐらいのところから飛び降りてもそれほど怪我しないし、大して痛みも感じないんだぜ』みたいなのに似ています。
いや、20メートルは凄いか。
それは自慢になる。自慢しなさい。でもあんまり無理はしないでね。
今も一人の部屋でうどんを食べながら、激辛系の一味唐辛子をバッサー!と入れて、
『こんなの平気で食べられる私って、凄い!』とか、誰もいないのに自慢のことばを呟いていました。
辛いもの好き!
お店でうどんを食べる時にもし、唐辛子のフタがパカッと取れて、瓶の中身がほとんどうどんの上に乗ってしまっても、私は悲しくはならない。むしろ周りを見渡して、『今からこれ食べるよー? 私、こんなんなっても食べちゃうよー? 辛いの平気だから! 見ててね? おい見ろよ……。見てほしいな!』
そう、心の中でお願いすると思います。
なぜ、私は辛いものが食べられることを自慢するのか?
考えてみました。
昔、ココイチの5辛を食べた時、友達にこう言われたのを思い出しました。
「凄いねー!」
「辛いの強いんだ? 凄い」
「凄い! 凄い!」
周囲が凄い凄い言うのが悪いんだなと思いました。
辛いものを食べられるのは別に凄いことではありません。
あまり褒めないように。




