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【連載エッセイ】宇宙人のひとりごと  作者: しいな ここみ


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私のプロット術

 このタイトルを掲げておいてアレであるが、私はプロットを立てない。というか、プロットの書き方を知らない。


 私は一日のうちのほとんどを車の運転をしている。


 車を運転しながら、思いついたアイデアをスマホに音声メモしている。いわばアイデアの断片である。


 車を停めた時に、その断片をかき集めて、小説の形にまとめている。


 つまり、私の作品にプロットがあるのだとすれば、このメモこそ、私にとってのプロットだ、と言えないこともない。





 最近、柴野いずみ様の『ざまぁ企画』に投稿する作品をずっと書いていた。『スパハニ!』という、3万字ほどの連載作品である。


 運転しながら浮かんだアイデアをメモし、車を停めた時にダーッ!とメモの断片を繋ぎ合わせた。


 そのメモが、これだ!↓



(以下、メモのコピー)


告白しようとして違うこと言う 花火 初めて見た ずっとこのままでいいかな 履歴からもいいものもらったよ うちが女の子であってことを教えてくれたき 浴衣 バイト代 余ったから アンプ いっぱい 食べなさい 秀美 は少食 だけど付き合ってくれた 好き嫌い がない ブラックコーヒー あの麻婆豆腐 めっちゃうまかったんだけど 好き嫌いがない 言うことは 好きなものも特別ない 英知の食べたいものがうちの食べたいものじゃ 強いて言えば ブラックコーヒーぐらい 渋 不良が声をかけてきた 可愛いじゃん 足がガクガクしながらも頑張ろうとした 秀美 が全部片付けてしまった 屋台を巡りながら やたらと触ってきた 花火 見るの 生まれて初めて まじで 人 いっぱい いろんなもの 見れています 最高に幸せ やわ




 実際に使用したアイデアもあれば、ボツにしたアイデアもある。


 たぶん他人が読んでもなんのことやらわからないだろう。


 自分で読み返しても『これはなんのこと?』と首をひねることも多い。


 しかし、これがあるからこそ、短時間で三千文字ぐらいを書けるのだ。


 ちなみに詩だと三分もかからず投稿できる。メモの時点でほぼ完成してしまっている。





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― 新着の感想 ―
[一言]  私、50ページのマンガのネームのプロット。  たった二行(二語?)  壁 →のりこえる  ちなみにタイトルは「ビーム剣道」でした。
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