好き勝手にタイトルをつけたい
私はタイトルから書きはじめることが多い。
面白いタイトル浮かんだ!
どんな話かな?
どんな物語だろう?
どんな世界?
『こんなんじゃね?』
で、書いているうちに出来ていく。
タイトルがあるからブレはしない。
よく矛盾はするけど……。
でも、楽しい。
内容から思いついた場合、タイトルをつけるのに困る。
面白い一発タイトルをつけると内容とズレる。
内容を説明するようなものをつけるとホンマに身も蓋もない説明になる。
商業作品によくあるようなつけ方をすると大抵面白くない。
で、途中で変更する。
なろう流のタイトルのつけ方を、面倒くさがりながらも研究し、下手くそにつけてみる。
読まれないとさらに変更する。
変更に変更を重ね──
タイトルがどんどん自分から遠ざかっていく。
どんどん自分が惨めな敗者な気分になってくる。
タイトルからつける場合、タイトル好き。
内容から構想する場合、タイトルきらい。
好き勝手につけられないタイトルなんて滅んでしまえばいいのに。
よく見たらこの連載の101回目におんなじようなことを書いていた




