なかなか眠らない自分のために
連休中は健康的な生活を送っていました。
大片付けをして、一日ごとにスッキリしていく自分の部屋を眺めながら、夜は0時までには眠たくなり、ペットに安眠妨害されない日はぐっすりと眠っていました。
仕事が始まると──
寝る時間になってもなかなか寝ない自分。
だってこのまま寝たら仕事しかしてない一日だったことになる。
それなら小説を書こうとスマホを手に取り、5分ぐらい書いてから、そのスマホでゲームを始める。
もう寝る時間を30分過ぎてるよ。
いーやん、30分ぐらい。
そう思ってるうちに1時間……1時間半……
『何をしてるんだ、自分』
『さっさと寝ろ。後悔するぞ』
『起きた時に「あと2時間寝たかった!」とか、いつものようにまた思いたいのか』
ようやく布団に入り、布団の中でゲームをします。
頭では連載小説の続きを書きたい、書かなきゃと思いながら。
ようやくゲームをやめて、布団をかぶって、目を閉じます。
よーし、寝る前に小説の構想、練ろう。
嫌な思い出が溢れてくる。
未来への不安がもやもやとそこに混じる。
自分が宇宙の捨て子みたいにしか思えなくなってきたところで、「うわあああ!」とか叫びながらガバッと起きる。
寝る時に音楽をかけるようになりました。
『眠りにつくための音楽』みたいなのを、ユーチューブで。
ほわ~んとずっとシンセの音源が白玉で鳴ってる上にポ、ポ、ポン♪と星のような音が入ってる静かな音楽。
これを聴いていると何も考えなくてよくなります。
落ち着く。
眠りに入ってるいける。
何も考えなくていいから、小説の構想なんかもできない。
うわあああ! 書けねーー!!!




