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【連載エッセイ】宇宙人のひとりごと  作者: しいな ここみ


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読者とは『お客様』なのか?

 読者って、どういうものですか?


『何』だと思いますか?


 単に自分の書いたものを読んでくれるひと?

 それとも自分がそのひとのために書きたいと思うひとのこと?


 あるいは、自分の信者?

 あるいは、お客様?


 色々あるとは思いますけど──


 なんとなくですけど、なろうでは『読者様のニーズに応えるものを書く』というのが主流なように感じています。


 その場合、読者とはつまり『お客様』のこと?


 お金を払ってくれるわけではないから、なんかその言い方はおかしいような気がするけど……


 反応を支払ってくれるという意味ではそういえる。






『どんなひとに向けて書いているのかを想定する』のは大事なことだとよく言われているように思いますけど──


 私は誰に向けて書いているんだろう?


 少なくとも『お客様』ではない。


 自分の書きたいことを書いて、何かを感じ取ってくれるひとが一人でもいればそれでいい。


 そう、思っていました。


 でも人間、欲が出るもので、そのうちたくさんポイントが欲しくなってきた。

 それでどういうものが受け入れられるかマーケティングなんかして、お客様をたくさん集められるようなものを書こうとしはじめた。

 流行りのジャンルは書く能力がないので、結局大盛況とかにはならなかった。




 小説を書く原動力って、何だろう?


 書いたものを褒められること?

 褒められなくてもいいから自分の表現したいことがあるから書く?


 わからないけど──


 少なくとも今、私は読者さんを『お客様』だとは考えていません。




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― 新着の感想 ―
[良い点] >読者って、どういうものですか? >『何』だと思いますか? なろうに投稿された作品が面白かったら勝手に集まって来て、つまらなくなったら静かに去って行く、顔も素性もわからない読者とは『妖精…
[一言]  私、読み専のかたは、まず読んでくれないので(苦笑)  読んでくれるのは、ほぼ描いてる先生がたなんですけど。 「あ、こいつなかなかやるな」って言われたいとは思いますね。  好きな先生に「…
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