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ツン100%の君を落としてみた  作者: スクールストライカー
11/13

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字余り





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 全ての授業が終わり、すごく必要性に疑問を抱かずにはいられないHRを締めくくられると、彩音はカバンだけをもって教室をさっさと出て行ってしまった。

 俺が、追いかけようとした矢先、倉本達に足止めを食らってしまい、彼女を見失った。

 …いや、倉本は悪くない。友達になって欲しいと言ったのは俺だし、話の内容は、彩音が心配だという事だった。めっちゃいい奴!


 

 もし、彩音が先に帰ってしまった理由が嫉妬なら、そりゃあもう俺としては嬉しい。言う事はない。が、彼女にかまってやれなかった。たったそれだけのことで、あのツンツンモンスターがそんなかわいらしい行動に出るとは到底思えないのである。あいつのことは何でも知っているからな。


 確かに、今まではずっと一緒に居た。それこそ、今住んでいる家を建てたのは俺が生まれる前と聞いたし、それは彩音の家も同じ。だから、0才からの付き合いであるのは間違いない。

 俺達の家は小学校,中学校と、だいぶ遠い場所にあったので、俺達はクラスが違っても必然的に二人で登下校していた。

 …いや、それどころか、彩音の家庭は共働きで、両親ともあまり家に居る事はなかったから、俺達は家に帰っても一緒に遊んだり、勉強したりしていた。



 故に、俺達は幼馴染で、親友であることは間違いないだろう。

 まあ、あいつがどう思っているかは知らんが、絶対そうだ。そして、ゆくゆくはそれ以上の関係になる予定だ(確定事項?)。



 話をいったん戻す。


 倉本と友達になって初日。授業と授業の合間の時間に談笑し、昼休みの時間に一緒にご飯を食べた。その間、蚊帳の外だったのは認める。が、数分、数十分の話だ。だから、彼女にかまってやれなかった時間は、ほんのわずか。







 …………ん?…ほんのわずか?…ほんの…わずかだ。……


 …あれ?


 ……倉本の登場シーン意外と短かったような…


 …およよ?


 …なぜか不意にデレてきたりとか…


 ……なんだこれ?


 …勝手にどこかに行ったりとか…(彼女個人の予定はあったのかもしれないが)


 ……んんん~…ん?


 …そんなので…嫉妬(笑)?


 ……えっ、っとー…


 …もし、かして、…


 俺は、彼女の前では友達と話したことはなかった。ましては他の女子とも。

 だから、他の人と話している俺が新鮮だったのかもしれない。


 …認めたくない、認めたくはないが……認めざるを終えない。







 彼女は――――――――チョ、チョ、チョロインの可能性がある…。



 もし、…もし、…もしもだ、それが……ほ、本当なら、……俺が今まで、今まで高校まで待ったのは何だったんだ…………


 


 

 








どうでしょうか?

感想,アドバイス等ありましたら、よろしくお願いします。

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