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モノノベ
何もない1日が、ないように、
何もない人生も、ないような気がする。
だけど、何もかもがワンダフル & ビューティフルかと言えば、そうでないように思う。
昔、高級クラブに行った。
楽しいふりをして、大金を払った。
自分が根本的に間違っていたと今は思う。
『モテナスなら、モテナスに徹底してもらう』
なんて、自分の人生で、そんな台詞を穿くことは、おそらくないだろう。
夜が明けて朝になる。
日中があり、また夜になる。
みんなが、そんな世の中で生きている。
僕自身が、もっと、それを意識しなくてはならないと思った。