出会い
「ふぅ…」
「やっぱ綺麗だなぁ♪」
ダッダッダッ…
『いたぞ!!』
『今日こそお前を捕まえてやる!』
「えっもう来たの?」
「確かこういう時は…」
「南方向に逃げる!」
『あっ逃げたぞ!』
『追いかけろ!』
タッタッタッ…
「あっ!あった!」
「おーい!けーにぃ!」
「おー!光!やっと来たか!」
「早くしないと捕まるぞー」
「待って〜!」
ダンッ!
「?!」
『止まれ!!』
『草霧家の主人を殺したことによりお前には射殺の許可も出ている!大人しく捕まれ!』
「はぁー?」
「僕人殺しはしないんだけど!」
「光!もう時間がない!俺たちは先行く!《トリック》に終わったらこい!」
「え〜酷い!見捨てるの〜?!あとそこの生き方わからないよ?僕」
「メモあるだろ」
「あ、そっかぁ」
「また後で!」
ブロロロ…
「ふぅ…」
「どーしよぉー」
『大人しく勘弁しろ!』
「まじで何も思いつかない…」
「けーにぃどーしろって言ってたっけ?」
ザッ
「えっ…?」
…バタッ
『だっ誰だ?!』
グサッ
『がっ…ぁ…』
バタッ
『ひいぃぃ…』
「…行くよ…」
「だれ…?」
「……」
(あれ…?見たこと,ある…気がする)
この二人の出会いがこの物語の始まりである。
-続く-