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バーチャル モンスターギア

怒れるおじさんストーリーきたー!

 大阪府門真市、大きな電機工場の駐車場にて新開発の電池の性能テストをしている。

 この新型乾電池の特徴は小型でありながら電気自動車の動力バッテリー並みのパワーが出せることにある。

 

 この開発が成功すれば日本の電機自動車は、世界のトップを走り続けることができるであろう。

 そしてこの地区は開発特区に指定されるに違いない。


 会社の命運をかけた実験なのだ。

 そして危険な実験でもある。


 乾電池の材料として初めて、ウンウンアンモニウムという素材を使っているため、安全管理という面も指摘されている。


 現在の電機業界は昔の技術後進国が力を付け、技術では日本をはるかに凌いでいる。その国々に日本の会社は買収されると同時に、レアな技術や技術者も吸い上げられているのだ。

 

 私の勤めるこの会社も、実験の結果次第では外国から社長を迎える事となるだろう。

 日本の電機産業、自動車産業を守るため成功は必須である。


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 解雇された社員は500名を超える。

 私もその中の一人だ。


 後藤 翔平 35歳 身長175センチ 体重70キロ

  

 新しい社長を台湾から迎え新体制になった会社には私の居場所は無かった。


 今は僅かばかりの退職金と貯金で並みの生活を送っているが、近い将来枯渇することは目に見えている。


 なんかすっきりしない思いを抱えながら、難波の街を歩いていると、電気量販店の店頭に並ぶ

 VRモンスターギア という 大きな箱が目に入った。


 新作か・・・。

 

 2年前に登場したVRニンジャギアと1年前のVRナイトギアに続く、CPを必要としないたいぷのVRゲームだ。

 いっちょモンスターになって大暴れでもしてみるか!


 私はVRモンスターギアの箱を持ってレジへ向かった。

 


VRニンジャギア VRナイトギア と同時進行で行きます。 よろ

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