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攻撃魔法が使えない騎士の何が悪い  作者: リプチー
ユグドラシル調査
9/19

到着 ユグドラシル

ルキアとレイスが馬車を降りると、後続の馬車が次々と到着する

ルキアの一つ後ろの馬車から鎧をまとった騎士が降りてくる。騎士はルキアとレイスの横を通って、世界樹の、下へと歩いていく

「愛想ねえよな」

「そういう人なんでしょう」

二人が騎士を見ながら話している間も、到着した馬車から騎士達が続々と降りて、鎧を着た騎士に続く

「行きましょう。ルキア」

「へいへい」

レイスに呼ばれ、ルキアも彼について世界樹に向かって歩く

世界樹の根元にたどり着くと、それまでとは比べ物にならない力が溢れてくる。馬車の中でも、世界樹に近づくほど強くなっていたがここに来て極端に力が大きくなっている

世界樹の前には騎士達が整列していた

「おいおい、あいつら真面目すぎかよ」

「ミーティングですよ」

「あー.....そんなめんどいことすんのか?」

「死者も出るとの話なので」

「うへぇ。なにそれ怖い」

「そこ!。速く並べ!」

前方から怒声が飛んでくる

「おっと。急ぎますよ、ルキア」

「ちょっ!?レイスっ!」

レイスに急かされ慌てて隊列へと向かう

「全員揃ったか。では説明を続行する。今回の目的は第30層までの調査。第10層までは転移魔法での移動が可能なのは諸君も理解しているだろう。しかし、今回は調査階層を広げ30層まで進行する。ユグドラシルの内部は多くの魔物が生息している。十分に注意して調査を進めろ。解散」

鎧を着た騎士は説明を終えると、世界樹の根元にある。入り口とみられる巨大なウロの中へ消えていく

それに続き、他の騎士達もウロの中へ入っていく

「ルキア。行きましょう」

「ああ。さっさとおわらせようぜ。早く寝たい」

二人もウロへと向かって歩き出す

(ユグドラシル.....ここにさっきの声の子が)

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