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攻撃魔法が使えない騎士の何が悪い  作者: リプチー
ユグドラシル調査
16/19

巨大蟹の恐怖1

ハサミがルキアの腹を掠める

壁の割れた勢いに押され、飛ばされた彼は宙でもがくが、その手足は空をかくばかりだ

「冗談だろ!?」

反対側の壁に飛び移ろうにも距離があり、今から魔法を発動しても、完成前に墜落してあの世行きだ

「そもそもそんな魔法知らねえよ!」

蟹がハサミを再びルキアに伸ばす

「くっ.....」

ハサミが開かれる

槍のように鋭利な刺が並んだハサミが、ルキアを襲う

「やるしかねえってなら.....徹底的にやってやるよ!」

ルキアは背中から剣を抜く

ハサミがルキアを捉え、挟み込もうと閉まり始める

ルキアは刺の一つにむけて、力任せに剣を振るう

剣と刺が激突し、剣が容易く粉砕される

「いっ!?」

ハサミの刺がルキアを突き刺す

「いっ.....生きてる」

刺の先端は欠け、元の鋭さはない

「ふう.....助かった」

ルキアは折れた剣で強引に刺を殴る

欠けた刺は僅かではあるが、丸く変わっていく

刺を繰り返し殴ると、刺の間に隙間ができる

ルキアはそこから抜け出す

「あ.....」

ルキアは再び落下を始める

「やらかしたああああ!!!」

「風精よ、踊れ!」

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