表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
攻撃魔法が使えない騎士の何が悪い  作者: リプチー
ユグドラシル調査
13/19

簡単すぎる木登り3

ユグドラシル第六階層中間地点

「走ってもこれかよ」

「仕方ないじゃないですか。ユグドラシルもそう易く人間を受け入れてくれませんよ」

「わかってるけど。でもこんな高くする必要あるか」

「こうでもしないと魔力を維持できないんですよ」

レイスが言うには、問題は第八と第九階層らしいが、疲労がたまってきているルキアにはここまでの道のりも充分苦痛なのだ

「日頃から運動をしないからですよ」

「ジジイの訓練を運動じゃないと!」

「あ、それがありましたか」

「お前!」

ルキアはレイスの発言にいちいち反応しながら進んでいく

それが疲労の原因なのだということに気づかないルキアにレイスは呆れる

「ってか、もうここ第七じゃないか?」

「はい。第六と第七階層は走れば一分くらいで抜けられます」

「お前のその頭どうなってんだよ。計算速すぎるだろが」

「あなたが馬鹿なだけでは?」

「寝言は寝て言え!それは絶対ねえから」

「自覚ないんですか?」

「その目を止めろって言ってんだろうが!」


現在 ユグドラシル第七階層中間地点

目的地まで残り二十三層

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ