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攻撃魔法が使えない騎士の何が悪い  作者: リプチー
ユグドラシル調査
12/19

簡単すぎる木登り2

ユグドラシル第5階層

周りの騎士に驚きの視線を向けられながら、ルキアとレイスは世界樹の内部を登る

「レイスー」

「なんですか?」

「あとどれくらいかかる?」

「えーと.......この調子で歩くと約35分くらいで10階層ですね」

「長い」

「他の騎士団の皆さんは半日かけますからね」

「マジかよ」

「だから転移魔法を使えばと」

「いや、大丈夫だ」

ルキアはレイスの提案を遮り、魔法によって作られる樹皮の階段を黙々と進む

馬車で聞いた女の声はユグドラシルに入ったときから聞こえなくなった

(足痛いわクソ。てか一層どれだけ高いんだよ。こんなんだから騎士になんてなりたくなったんだ)

心の中で愚痴をこぼしながらも、ルキアの顔は真剣そのものだった

空洞の区切りが見えてくる

「やっと半分といったところですね」

「やっと第六かよ。足壊れそうだわ」

第五階層を抜けると、魔力の量が僅かだが増加する

「体が軽いな。レイス、ペース上げるぞ」

「分かりました。気をつけてくださいね」

ルキアは詠唱を速め、駆け足になる


現在 ユグドラシル第六階層入口

目的地まで残り二十四層

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