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200文字小説集 vol.2

紅葉狩り(200文字小説)

作者: 日下部良介

 待ち合わせの駅のホーム。

 ベンチに座って彼女を待つ。

 今日は彼女と紅葉狩り。


 電車が到着した。彼女はまだ来ない。

 発射寸前、彼女が階段を駆け上がって来た。

「乗って!」

 彼女がそう合図した。

 僕は慌てて電車に飛び乗った。

 同時にドアが閉まる。

「あっ!」

 ベンチに荷物を置いてきてしまった…。

 まあいい。帰りに取りに来よう。


 紅葉に染まった野山、秋の日差しも清々しい。

 けれど、彼女のそばに居られることが僕にはとても心地いい。





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― 新着の感想 ―
[一言] そこが男と女の違いね。 女はもう忘れ物がきになって紅葉狩りどころではなくなるもん。
[一言] いいですね(^^♪紅葉狩り。ノンビリとした秋の日に、荷物を忘れる。気分もゆったりしてたんでしょうね。
[一言] こちら読ませて頂きました。 大切な人といられるからこそ、紅葉も美しく見えるのかな…と思いました。 いつか、好きな人と紅葉見に行きたいです。
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