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初期設定

作者の気分が良いことと、書きたい欲が半端ないので投稿です。

少し長めです。(作者にしては)


ステータスガタガタになっちゃいました。

一応揃えたんだけど難しいや

『ようこそ、ファンタジーワールドオンラインへ』

『私はモーガンと申します。以後お見知りおきを』


目の前にいるのはAIの案内嬢のようなもの……人だ。

見た目は金髪で、膝まである。

優しそうな顔をしていて、出るところは出ていて、細くなるところは細くなっている。

美人だ。


『まずは、お名前を教えてください』


目の前に半透明の透けたキーボードが出てきた。

とりあえず……ミズキでいいだろう。


『 ミズキ でよろしいですか?』

「はい」

『次は種族の設定です』


種族の一覧表が出てきた。

しっかし……少ないな……

人間、獣人(犬)、獣人(猫)、ドワーフ、エルフの5つしかない。

ここは事前情報を信じて攻撃力が高く、速度がそれなりに上がる代わりに魔力が下がるらしい、

獣人(犬)にしようかな。

まあ、男に犬耳とか誰得って話だけど。

後で外見だけ変えれるし変えればいいかな。


『獣人(犬)でよろしいですか?』

「はい」

『次は性別を教えてください』


いやいや、これ種族の前が普通でしょ?

ま、いいや、勿論男だよね。


『男性ですか?』

「え、なにその不思議な表情」

『いえ、スキャンの時は女性に見えたもので……』

「え、なにそれ、確かに女顔というか中性的だの言われたけどスキャンで女性と判断されたの初めてだわ」

『失礼しました』

「い、いえ……」


普通に会話できたんだ……AIだもんね、出来てもおかしくないか。


『次はスキルを設定します。スキルは最大10個までですが、すべて取るのはオススメしません』

「それはなぜ?」

『20レベル毎に1つスロット開くのはご存知ですか?』

「ええ、勿論」

『その為、途中で覚えたいスキルがあっても着けることが出来ません』

「あれ?ちょっと待ってください?スキルって外しても消えませんよね?確かスキルスロット以外にスキルのサブスロットがあったと思うのですが」

『サブスキルスロットは20レベルからの解放となっております。なので、取っておくことは最初は出来ないのです』

「そうだったのか……了解です」

『それでは、お選びください』


目の前にスキル一覧が表示された。

約200だろうか。事前情報だと150だったと思うが……まぁいいか。

ゲームでたまにある、隠しスキルなんてものあるかな?

探してみようかな。

透明なところとか押してみたり……あ、後ろにあったりして?w


と、恐る恐る振り替えると……やっぱり在りませんでした。ええ。

しかたない、探そう。



5分ほど探していると


『あの、何をしていらっしゃるのですか?』

「いやー隠しスキルでも無いかとw」

『……そうですか……あるか知りませんが、頑張ってください。しかし、後2分でサービス開始ですよ?』

「あ、やべ、さっさとしよ」


仕方ないので普通のスキルにしようとしたのだが……


「あれ?」


画面に違和感を覚えたのだ。


視点を傾けながら色々なところ注視していると……


「あっ!あった!」


すごく小さく▼こんな形が右下にあったのだ。

そこを恐る恐る押してみると……

隠しスキル一覧というものが表示されたのだ。


▼隠しスキル一覧

絶対防御

反射

状態異常無効

即死封じ

成長促進


この5つが表示されていた。

詳細は


絶対防御


すべての攻撃を受け付けない。

例外はひとつ。

このスキルがスキル(魔法除く)により無効化された時だ。

しかし、無効化される可能性は0.1%だから、ほとんどあり得ない。なので、安心してくれたまえ。

そのスキル名は特別に教えてあげよう。

そのままだ。

「スキル無効化」だ。

これは最後の方の敵しか持ってないから安心だ!

消費MP1時間毎に5



反射


攻撃を2倍の威力にして返すことが出来る。

防御に成功した場合も発動するし、スキルによって防がれた攻撃は受ける予定だったダメージを2倍にして返すことが出来る。

しかし、このスキルは1分に1度しか使えない。

消費MP1回につき10



状態異常無効


あらゆる状態異常を無効にする。

(即死は状態異常だが、このスキルでは防げない。)



即死封じ


状態異常:即死を完全に防ぐことができる。

封じと書いてあるが、封じる訳ではない。←ここに注意



成長促進


必要経験値を半分にする。

クエストクリア時のボーナス経験値も含む。




超お得やん

全部取るしょ

勿論。


全部取ったのだが……


『この隠しスキルを取得した場合、初期設定では他のスキルを取ることが出来なくなります。ご注意ください。』


まじか……まあ、この性能だしな、仕方ない。

スキル屋が第2の街で解放らしいし、まぁ、買えばいいか


「了解です」

『最後にステータスを振ってくださいボーナスポイントは50です』


HP   500 ×

MP  100 ×

ATK  15 ×

DEF  4 ×

体力  5

力   5

速度  3

防御力 2

魔力  1

器用  1

運   1


えーと、英語のとこは振れないからいいとして、

体力がHP、魔力がMP、力がATK、防御力がDEFで、運がドロップアイテムとクリティカルヒットに関係するんだよな。

で、速度が攻撃とか移動速度だな。


ってことは防御力は寧ろいらんな。

絶対防御で、いらない。

反射使うから、寧ろ邪魔。

ってことは火力厨で行くか


HP  1000 +500

MP  200 +100

ATK  90 +75

DEF  4 +0

体力  10 +5

力   30 +25

速度  13 +10

防御力 2 +0

魔力  2 +1

運   10 +9


こんなもんかな

まず、振った理由から行こう。

体力。

砂漠ステージあるらしいんだけど、フィールドダメージがあるらしい。だから、取り敢えず多目に。

力。

防御は考えなくて良いのでかなり多く。

速度。

これは後でもよかったんだけど、移動に時間掛けてもあれだし少し上げといてもいいかな、と考えた。

防御力。

もう、言わなくてもわかると思うが、絶対防御で必要ない。

つか、反射生かすためには、邪魔。

魔力。

常時消費のスキルがあるからね。

少しは必要だよね。

自然回復は1時間で50だったはずだから……

もうちょい必要かな?とは思ったけどね。

おいおいあげて行くか

運。

ドロップとか結構必要になるしょ!

クリティカルはついで。


こんなもんだろうか。


『これで、よろしいですか?』

「勿論です!」

『それでは転送いたします。転送先は第1の街、ハンターです。よい旅を!』

「またね、モーガンさん!」


そして俺は光に包まれた。

テスト前日。

ああ、また赤点かな……(なら書かずに勉強しろってな)

ま、頑張りますよ……



感想宜しくお願いします

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