ゲーム開始準備
全くの初心者です。
新しく心を入れ換えて頑張ってみます。
応援よろしくお願いします
「瑞希、ゲームしようっ!」
俺の昼寝をぶち壊したのは姉(工藤瑞穂)のこの言葉だった。
◆
今日は土曜日。
天候、晴れ。
気温、25度。
現在11:00。
絶好の昼寝日和だ。
俺は趣味と言った趣味は無いし、暇なときはいつも寝ている。
だって、気持ちいいじゃん。
ま、そういうことで、おやすみなさい、俺を見ている方々。
…………見ているかは知らないけどね
ってか見てられるとプライバシーはどこいった?ってなるね、気にしないけど。見ているとしても俺には見えないだろうし。
「ということで、おやすみなさいっと」
スゥ……スゥ……スゥ……s
「ぐはっ!!」
「瑞希、ゲームしようっ!」
「なーにがゲームしようだっ!起こすなら起こすで普通に起こせよ!ってか重い、降りて、痛いから!」
そう、重い。
姉の体重はよんじゅ……ゲフンゲフン……これは言ってはいけないな、うん
「女の子に向かって重いは無いんじゃない?ま、私の場合この二つのロケットに行ってるからねー」
確かにデカイが、そんなもんは知らん。
因みに、何がとは言わないが、Fだよ。うん、何とは言わんけど。
「知るか。重いもんは重い。さっさと降りろ」
「つれないなー……ま、いいや。ところでさ、ゲームしよう?」
「やだ。めんどい、おやすみ」
「おーきーてー」
「はいはい、で、何?」
「再来週からサービス開始なんだけどさ、FWOやろ!」
「あーファンタジーワールドオンラインっていう初めてのVRMMOのあれか?」
VRMMOは2082年に開発されたものだ。
開発されたと言っても10mの高さ、15mの幅、15mの奥行きの大きさだったものだ。
最近では
2085年 学習机程まで小型化に成功。
2086年 やっとヘルメット程まで小型化に成功した。
今丁度2089年で、ゲームが作られた頃だ。
「そうそう、それ」
「いいけどあれ持ってないぞ?既に完売だろ?」
「うん、でも大丈夫。私が2個持ってるから」
「何故に?だってさ、買うにしてもお一人様一つって制約だよな?買い占めてオークションで転売して儲けようとする人出てくるからって……」
「いやね?友達がさー親友のためにこれをあげようって貰ったのよね、なんせ親が会社の社長だから。」
コネか。コネなのか
「まあ、それなら別にいいけど……興味ないわけじゃ無かったし」
「ホント!?やったぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そこまで喜ぶ必要……
ま、いいか
◆
サービス開始当日になりました……が。
夏休みが一昨日から始まってたので、宿題やってるのですが……終わりません。はい。
国語無いのは嬉しいんだけど……
数学多し。何この紙の束って思った。
FWOやりたいのにーってクラスでブーイングが凄かった。嵐じゃなくハリケーン以上。
凄かった凄かった。
で、まぁ、後英語プリント3枚だしまた後でやるか、うん、これくらいなら1時間で終わるっしょ。
「よし、準備しましょーか」
で、準備終わった……といってもヘルメットみたいなヘッドメットとかいうセンスのない名前の機械の設定するだけ。
今は11:47か、
後15分程でサービス開始だし、暇だ。
ブゥゥゥン、ブゥゥゥン、ブゥゥゥン
電話?
「もしもし?優希か?」
電話の相手は五十嵐優希だ。
『おう。瑞希、FWOやるんだよな?』
「ああ、うん」
『俺もやるんだけどよ、INしたら第1の町、ハンターの噴水広場の……そうだな……噴水広場混むよな。……よし、噴水広場から西に行ったところの宿、わかるだろ?あそこで待ち合わせしようぜ!』
「いいよ、でも姉さんも行くけどいい?」
『もちろん!つか、絶対連れてこい!』
「おけ、じゃ、また後でな」
『おう』
さてと、そろそろ時間だ。
ヘッドメットを装着っと……
「ダイブイン!」
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